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「病院で働く」ということ・・・Vol.1:病院で働くということ 

病院で働くということは、どういうことでしょうか。

それは、医師・看護師・検査技師・セラピスト(PT・OT・ST)・管理栄養士・事務職員など、さまざまな職種で構成された多くのスタッフとともに、組織のなかで患者様の診療行為を行うという同じ目的を持って働くということです。
 
多職種が働く病院という組織は、事業の形態としては「業務集約型」事業といえます。
世の中の多くの企業がコロナ禍でリモートワークを取り入れることになりましたが、医療機関は実際に患者様と接し、医療従事者が密接に関わることで業務として成り立っています。
それは「エッセンシャルワーカー」のひとつであることもちろん、対面での直接的な医療者・患者との関係性こそが医療の本質であることが分かります。
 
病院内では医療従事者と患者、医療従事者同志、経営者と医療従事者、さまざまな関係性のなかで日々の業務が続けられています。
そういった中で、それぞれの立場において言い分があり、思いがあり、相互のコミュニケーションが生じるため、時には行き違いやいざこざも起こります。
 
日々の診療・日常の中で、患者様はさまざまな病気や悩みを抱えて医療機関を受診し、医療従事者は多忙な業務に忙殺され、経営者は厳しい医療経営環境の中でそれぞれがお互いの気持ちをくみ取る余裕を失ってしまうこともあり、職場の雰囲気に影響することもしばしば見受けます。
 
それぞれの代弁者というわけではありませんが、私自身が病院という組織に長くいる見える職場の景色や、さまざまな意見の背景を読み解き、「病院で働く」ことが気持ちよく、楽しいものになればいいなと思っています。
 
今後は、本ブログにおいて病院内で働くことの意義や、どうしたらよりよい職場にしていけるかといった提案などを、少しずつ書いていければいいなと思っています。

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