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【病院で働くということ】・・・Vol.10:寝起きが良いことは医療者としての才能

 もともと眠りが浅い体質からなのか、夜間の電話呼び出しが常時あるからなのか、夜中であっても物音にすぐに反応できます。夜間の地震にはほぼ気付くし、携帯の呼び出し音は2コール目には出られます(携帯を取り落として出られなくなることはあるけど)。

「え、先生起きてたんですか?」

と電話越しに言われるくらい普通に電話に出るので相手はびっくりするらしいです。

 まあ、あくまでも返事をはっきりしているだけで頭が覚醒しているわけではないので、話の前半の内容が理解できず、もう一度聞き直してしまうことはあるんですが。

 でも目覚まし時計に全く反応しない、起こしても返事だけで起きてこない、といった人の話を聞くと、私のこの寝起きの良さは医師という職業にとってはプラス、と言えるのかもしれません。

 以前、当直中に電話に出ないので当直室まで心配して見に行った看護師が、いびきをかいて爆睡している医師を見つけて憤慨した、という話を聞いたこともあります。

 でもこれからさらに歳をとって、さらに熟睡感のない睡眠の日々になることは若干の心配材料ではあります…
 

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