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医師のキャリアアップを考える(専攻医~卒後15年目くらいまで)
医師のキャリアアップについて、前回は研修医~卒後5年目くらいまでの期間について書きました。今回は専攻医といわれる時期の後半(卒後5年目前後)から15年目くらいまでの医師としてのキャリアアップの考え方を書きたいと思います。
医師として臨床経験5年目くらいになると、専門とする領域の疾患は一通り経験し、早ければ専門医取得が視野に入ってきます。診療科によっては「一人前」な臨床医として周囲から認めら
【病院で働くということ】・・・Vol.9:つらい時ほど笑顔で
だれでもつらい時、しんどい時はあります。イライラもするし、むかつきます。でも自分の心の中はどうであれ、それを隠して無理矢理にでも笑顔でいる方が結果的に周りも自分自身も気分が良くなることに気がつきました。
これまで私も「先生の元気そうな笑顔につらいときに救われました」と言われたこともあります(自分としては、結構しんどかった時期もありましたけれど)。
病院を受診される患者さんは、こちらの
【病院で働くということ】・・・Vol.8:外科医が苦しむとき
外科医が最も苦しいと感じる時、それは予想外の合併症が起こった時なのではないでしょうか。
想定通りに行かないことは外科医という診療科を選んだ医師は少なからず経験するはずですが、当初の想定以上の患者さんの病状悪化や、患者本人・ご家族からの結果が良くないことに対する叱責は精神的には非常に堪えます。
もちろん治療前には様々なリスクを想定し、患者さんやご家族へその説明も行い、十分理解をしてもらってか
「病院で働くということ」・・・Vol.5:理解できない相手と
病院内で働いていると、どうしても理解できない考えや行動をする人がいます。
なぜそこでそんなことを言う?
なぜそういう振る舞いをする?
などなど。
多くはその人の行動が自分の予想・期待通りではないことに起因していると思いますが、やはり理解不能は人との関係はストレスですよね。
その人の置かれた立場や社会的背景やこれまでの言動から、
「まあそういう人なんだろうなあ」
という想像がつけば