映画 BLUE GIANT 感想
実はアニメ化のニュースを見た時、音楽物だから期待していなかったのと、「あ、TVではなく映画なんだ、話うまく詰め込むのかな」って2つも期待しない要素があった。
でも、観てみて映画で良かったと思う。
ということで、感想です。いつも通り、 #ネタバレ 対策で改行しておくので、ガッツリ内容に触れたりはしないけど、情報入れたくない人はこの場で終了。
映画館で観て良かったと思うのは、120分集中して一気に見るのがこの作品はベストだと、見終わって思ったから。
テレビアニメだと30分ごとに区切られてしまうし、配信でみるのも人によっては中断できてしまう。そうではなく、一気に見ることで特に玉田の成長を感じつつ、演奏シーンをしっかり見ることができたから。
映画は、原作で宮本⼤が東京に出てきてからが中心で、いわゆる仙台編はそんなに描かれていない。でも、それが良かった。うまく抜き出したと思う。
ストーリーはある意味下手な展開かもしれない。ちょっと前に、図書館の大魔術師の最新話で「本気で取り組む」っていう話がありましたが、BLUE GIANTでも一つのテーマだと思う。三人三様の本気があって、それが演奏シーンで伝わってきました。
作中、大と同じように、音楽で訴えると言うのがシンプルに伝わってくる内容だったと思う。実際、結構涙してしまいました。
なお、マンガ原作、特に単行本を読んでいると、巻末に関係者インタビューが描かれています。それが映画でも使われていて、良い演出だなって思った。
ドルビーアトモスとかより良い環境で見れるチャンスがあるならそれが良いけど、別にそこまででなくて良いから、これは円盤や配信ではなく、静かに集中して観ることができる映画館で観るべき作品だと思う。
さ、映画も見たので、サントラを思う存分聞けるぞ。
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