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【創造と破壊とは】 春は卒業の季節だけれど

6年間、お世話になった場所を卒業しました。

実験所のような場所でした。何かを作っては壊し、そしてまた作っては壊す。その繰り返しの中で自分の弱さを晒し、対峙し、見つめる。

小さな子どもが好きな遊びの中で、「つまれたレゴ等のブロックを壊す」があるそうです。時に自分の背丈よりも高い壁のようなレゴブロックを一瞬で壊すのです。きゃっきゃと笑いながら。そしてバラバラになった壁のピースをまた黙々と、ワクワクと積み上げていく。そしてまた壊す。

人体もそうです。例えば、腸管細胞は3日に1回剥がれて便と共に排泄されていくそうです。

細胞レベルで「破壊と再生」が組み込まれているのです。

あらゆる創造活動は、まずなによりも破壊活動である
(Every act of creation is first of all an act of destruction.)

パブロ・ピカソ

晒すこと。聞くこと。そして、壊すことを恐れないこと

モノづくりの世界で生きていく為に、このことを肝に銘じておきたい。どこまでできるか分からない怖さに怖気ついて、今までと同じことをなぞって「置きにいく」ダサい行為だけは絶対に避けたい。

迫ってくる何かに対して腰が引けていようが、手足が震えていようが、せめて恐怖の対象から目を逸らさないくらいの気概は持ち続けていたい。

未来の私への備忘録。昨日の私は、きっと1年後の自分に対する一番の味方だ。

明日も良い日に。



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