【業とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第39話
最後の最後まで猿芝居をやめることのなかった太閤殿下が、とうとう亡くなった回でした。唐入りをザクザクと終わらせ(交渉団とのいざこざは回収しないんかーい)、秀次は家康による伝聞死となり、あれよあれよとおくたばりあそばされていきました。
鎌倉時代ではうまくいかなかった合議制ですが、その数百年後の乱世においてなら、うまくいくのか。
「夢を語っているだけでは、夢で終わります」と焚き付けた白うさぎ改め狸親となった我らが神の君も、いざとなったらイマイチ乗り気ではないご様子。そりゃね、天下人になれと長年の忠臣に言われちゃったら、ぐらぐらするよね。
腹の中では色々蠢いてはいても、秀吉と家康的には落とし所が見えていたのに、それをナッシングにしてしまう淀殿の業の深さに肝が冷えました。恨みは理性を遥かに超える。
残すは関ヶ原と大阪冬夏の陣。女性に光を当てている本大河で、千姫ちゃんとお江(今の所、セリフでの登場のみ)ちゃんはどう描かれるのか。
明日も良い日に。
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