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【血天井とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第42話

殿、お別れだわ

鳥居元忠とお千代ちゃん、戦い抜いた最期でありました。前週から、歴史を知らない人にとってもネタバレダダ漏れな予告祭りでしたが、鉄砲で撃たれてなお、二人で戦い抜く姿は涙なしでは見られませんでした(なんなら今でも泣いてる)。

その前段の、桶狭間の昔話呼ばわりには、今にも通じる時の流れを感じました。確かに、関ヶ原と桶狭間って、40年の時を隔てているわけです。当時の40年前なんて、今のデジタル世代からしたら100年前の話かも知れません。

どちらにも転べるようにしておけ

そんなセンチメンタルばかりで終わる大河ではないのです。小早川秀秋が、ただの小心者ではない!!!!!!そうきたか。冒頭、囲碁で表現されていたお手紙調略合戦の裏で蠢く曲者だらけの中で、一番の狐が小早川って、すごい発想の転換。

秀忠がむしろ戦に前向きなのも、これまでの秀忠とは違うと思っていたのですが、その印象をかき消す、裏をかかれた描写でありました。すごい。

稲の代わりに首を狩る

どんな言葉遊びやねん(笑)

真田の思惑と関ヶ原での秀忠の遅刻も、逆転の発想。歴史を考察する際、反対側から考えたり、「〜ではなかったら」と考えたりすることは、きっと未来を考えることにも通じている。

今の延長線上に未来があるとは限らないように、これまでの史実の上に今があるとは限らないのだ。逆も然り。

真田パパ、稲ちゃんになんて言ったのかな。アッパレ、かな。真田丸との呼応にムナアツ。

その手に乗ってみるかの

かっこいいギターのリフに乗って、ようやく関ヶ原へのお膳立てが終わりました。いやだからさ、最近の大河はあと10話切ってからのラストスパートが半端ないのよ。脳内処理が大変なのよ。今回だってさ、「秀頼を前線に出す」とか、フリじゃんね。覚えていられないのよ、他の情報が多すぎて。

はー。(幸せのため息)

明日も良い日に。




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