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大河ドラマ「どうする家康」感想編

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「どうする家康」はどうなっていくのか。1年かけて、追ってみたいと思います。
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記事一覧

【神の君とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第48話

現代を生きる我々に対するピリリとしたメッセージが込められた前半と、家康の最期をきちんと描…

いしまるゆき
4か月前
10

【ラスボスとは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第47話

ラス前にして、ものすごい回だった… 何回どんでん返しがあったろう… まずは冒頭淀君の「お…

いしまるゆき
5か月前
7

【母性とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第46話

冬の最中、雪が舞い散る中での戦争。否が応でも、ウクライナを思わずにはいられない。当然、ガ…

いしまるゆき
5か月前
9

【プリンスの王道とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第45話

副題の「2人のプリンス」(カタカナ!!!!)が示す通り、秀頼と秀忠の対比が際立つ回でした…

いしまるゆき
5か月前
14

【偉大なる凡庸とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第44話

秀忠くんのおおらかなボンボンぷりに救われる回でした。確かに、性根の明るさ、伸びやかさに人…

いしまるゆき
6か月前
9

【まやかしの夢とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第43話

悲壮感が漂う人とは、一緒に頑張ろうと思えないものなのかなあ、と本筋とはやや関係ないところ…

いしまるゆき
6か月前
10

【血天井とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第42話

鳥居元忠とお千代ちゃん、戦い抜いた最期でありました。前週から、歴史を知らない人にとってもネタバレダダ漏れな予告祭りでしたが、鉄砲で撃たれてなお、二人で戦い抜く姿は涙なしでは見られませんでした(なんなら今でも泣いてる)。 その前段の、桶狭間の昔話呼ばわりには、今にも通じる時の流れを感じました。確かに、関ヶ原と桶狭間って、40年の時を隔てているわけです。当時の40年前なんて、今のデジタル世代からしたら100年前の話かも知れません。 そんなセンチメンタルばかりで終わる大河ではな

【逆襲の三成とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第41話

公式オブ公式(aka 本編)によるカウントダウンが始まった回でした。てかさ、この副題でシャア…

いしまるゆき
6か月前
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【表裏とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第40話

純粋培養三成くん、曲者だらけの周りのトラップに完全に絡め取られた回でした。 最近見たばか…

いしまるゆき
6か月前
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【業とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第39話

最後の最後まで猿芝居をやめることのなかった太閤殿下が、とうとう亡くなった回でした。唐入り…

いしまるゆき
7か月前
6

【魔女とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第38話

ファーストカットで既にお亡くなりになっている大政所様が香盤ラストな回でした。 でも、彼女…

いしまるゆき
7か月前
9

【笑顔とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第36話

生き残った者が、なるべく皆幸せに、笑顔で暮らせることを描いた回… のはずが、恨みを果たす…

いしまるゆき
7か月前
8

【化け物とは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第35話

豊臣の時代がいよいよ始まりました。 確かに水飲み百姓から関白にまで上がるなど、並大抵のこ…

いしまるゆき
8か月前
10

【全て数正のせいとは】 大河ドラマ 「どうする家康」 第34話

数正の出奔理由と、史実的に「裏切り者」「全て数正のせい」とされている別の解釈を示した回でした。#政次アゲイン #直政いるしね 個人的には… すこーし説明的な蛇足だと感じた。 前回の数正の演技で、今回描かれていたことは全て分かる。こんなに尺を使わなくても、徳川家臣に得心させることはできた… ような気がするけれど、旭ちゃんの苦しい立場を描いた上で、彼女への救いを描くには、こうするしか無かったのかもとも思う。 数正そんなに嫌われ者みたいに描かれてなかった気がするし。 道化は