2024年・春の新譜まつり

2024年はリリースラッシュ

今年の4～5月にかけては本当に楽しみな新譜のリリースラッシュなんですが、その第一弾的にCDを久しぶりにまとめて購入しました。
中古じゃないCDを3枚もまとめ買いするとかいつぶりだろう？これらを手にした時「ああ、そうそう、これだよ！これ！！」ってなりました。

ここ何年か（コロナ禍であったこともあり）いろいろなことが止まって、ライブだったり音楽から遠ざかっていたんですが、昨年のDESCENDENTSのジャパンツアーを巡ったあと「自分にとってDESCENDENTS/ALL、それだけじゃなくライブだったり、好きな音楽に触れると自分らしくいられる」と改めて思うようになったんです。
私の人生の中で一番時間もお金もかけてきたものは間違いなく「音楽」だと思ってます。音楽やライブを通しての感動体験も私にとっては一番多い。

だからこそ久しぶりに新品のCDたちを手にした時、そんな思いがたくさんよみがえってきて、「自分にとってはやっぱりこれだな」と実感しました。

なぜ私がCDにこだわるか？

サブスクや配信が当たり前となった今、もはや音源を「買う」という行為が薄れています。そんなこと言ってますが、私もめっちゃSpotify利用してます。
かと思いきや、今、レコードも再びブームになっていて昔中古で1000円くらいで買えていた盤が倍以上の値段で取引されていたりします。
レコードってやっぱり音がいいんですよね～。最近だとフィジカルはレコードとカセットテープだけしかリリースされていない、みたいなことも普通にあります。
そんな中でなぜ私がいまだにCDを推すかっていうと、結局配信音源とレコードの間だからってことなんです。
レコードもいいんだけど、聴くにはお手軽じゃない（そこが良かったりするんだけど）のと、あと置き場所問題ですかね…。
サブスクは気軽にぱっと聴けるし、ずっと気になってたけど結局買ってない、みたいなものもすぐ聴けるのでありがたかったりします。

が、しかし。

今回CDを買って聴いて改めて思ったけど、サブスクとか配信って音がイマイチなんですよ…。
あと、今後サブスクサービスが無くならないとも限らない！と思ってます。
（アーティスト側で配信を終了するということも含めて）

だからそう考えるとレコードよりも置き場所に（多少）困らず、ちゃんと「作品」として音源を楽しめるとなるとやっぱり慣れ親しんだCDって一番ええやん（なぜか関西弁）となってしまうんです。

今回購入した3枚

そして散々「やっぱりCDだよ！！」と言いつつSpotifyのリンクで紹介しちゃいますが💦今回私が購入したのはこの3枚！どれも本当に買ってよかった！そして日本盤を出してくれてありがとうと言いたいです！

・Vampire Weekend/Only God Was Above Us

今回、やっぱり買って大正解！と思った1枚。
既にSpotifyで聴いてはいて素晴らしいなと思ってたんですが、配信だけで済ませてしまうのは本当に勿体ない！！！
これ、日本盤のCDだと「Blu-spec CD2」って高品質CDらしいんですが、それのおかげなのか、そもそもアルバムの編集が素晴らしいのかよくわかりませんが(^^;めちゃくちゃ音に奥行きがあって、曲そのものの良さだけでなく、「音の質感」みたいなものにとても感動しました。
これを聴いてちょっとでも「いいな」って思ったら絶対CDかレコードの購入をおすすめします。

・RIDE/Interplay

これも楽しみにしてた1枚。大好きなRIDEの新譜です。
私、RIDEの「Nowhere」が大・大・大好きなんですが、再結成されてからのRIDEも大好きなんです。シューゲイザーな音も好きだけど、私は結局RIDEが作る曲だったり、マークとアンディの歌声も好きなんです。
日本盤のライナーノーツを読むとこれまたぐっとくるものがあるし、昔の音や曲を踏襲しつつも、ちゃんと「今」のRIDEとして作品を作っているのもすごくいい。毎回そうなんだけど「やっぱりRIDEが好き！」って思わせてくれる。フジロックも楽しみだ～～。

・The Lemon Twigs/A Dream Is All We Know

最近私の激推しで、ずっと楽しみにしてたThe Lemon Twigsの新譜です。
キラキラ楽しいだけのポップサウンドだけじゃなく、どこかその裏側の切なさみたいなものも感じられるのがとても好きです。
このアルバムもヴァンパイアウィークエンド同様、音の質感にとてもこだわっているように思いました。2曲目の「They Don‘t Know How To Fall In Place」が大好きなんですが、アルバム全体を通して聴ける、とてもよいアルバムです。一言で言えばめっちゃいい～～（語彙力）