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おしいれのぼうけんのススメ① 又吉直樹さん(ピース)


『おしいれのぼうけん』(ふるたたるひ・たばたせいいち さく)


1974年の刊行以来、子どもたちに手に汗にぎる冒険を届けつづけてきた『おしいれのぼうけん』
おかげさまで、今年50周年という大きな節目を迎えます。

先日、書店員さんなどご関係者様向けの記念イベント「まっくらやみの朗読会&スペシャルトーク」を開催しました。

こちらのイベントにご登壇くださったのは、ピースの又吉直樹さん。まっくらやみの空間で『おしいれのぼうけん』を朗読してくださいました。

まっくらやみに まけない 子どもの心のために

これは、記念すべき50周年に私たち童心社が考えた合言葉です。
子ども自身が自分を信じる力をくれる『おしいれのぼうけん』を、50年先、100年先の子どもたちへの手渡していきたいと強く願い、そのためにさまざまな取り組みをしていきます!

このマガジン「おしいれのぼうけんのすすめ」もそのひとつ。
『おしいれのぼうけん』が大好き! という各界でご活躍のみなさんの言葉をご紹介していく連載企画です。
みなさんのおしいれ愛で「てをつないで」いきたいと思います。

第1回は、先日のイベントにもご登場いただいた又吉直樹さんの言葉をご紹介します。作家としてもご活躍! 又吉さんにとって『おしいれのぼうけん』とは……?

又吉直樹さん

小さいとき、『おしいれのぼうけん』がめっちゃ好きでした。

主人公が暗闇の中でいろいろ想像するんですよ。
本の影響で自分もおしいれに入り、いろいろ怖いものを想像しました。
暗闇がスクリーンになって、イメージが浮かびやすいんです。
子どものころに読んだものは、日常と妄想の境目がないみたいな世界がほとんどでした。

芸人・小説家 又吉直樹

「朝日小学生新聞」(ブック特集2015年12月号より)

又吉さんの印象に強く残っているという「暗闇」。
さとしとあきらが冒険をくりひろげるおしいれの中は、まっくらなねずみばあさんの世界です。

『おしいれのぼうけん』の絵を手がけた画家の田畑精一さんは、子どもの世界を描くため、また暗闇を表現するため、画材として鉛筆を選びました。

暗闇の中の大冒険をさとしとあきらといっしょにかけぬけたという、又吉直樹さん。
作家としても活躍されている又吉さんの思い出にのこる1冊、『おしいれのぼうけん』にまつわる言葉をご紹介しました。

次回もどうぞお楽しみに!

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