#5 すべての出来事は 個×環境 の結果

前回まで、自己進化型組織とはどんなもので、何を伝えているのかについて触れてきました。
今回からは、組織にいるそれぞれ　”個”　が知っておくべき内容（Essencial Mindset：EM）について、数回に渡って学んでいきます！

本題に入る前に、、
自己進化型組織で伝えていることは、すべて　”生命の仕組み”　をベースにしています。

複雑な生命の仕組みを理解することで、
ヒト(生命)　<　組織　<　社会
のように展開していくことができるのではないか？
これが、自己進化型組織のはじまりであり、中心にあるものだそうです。

まずはじめに、ヒトとして社会の中で生きていく上で大事なこととして隆さんが話してくれたのが、
すべての出来事は　”個”　×　”環境”　の結果生まれている
ということです。

人間は、一人では生きていけませんもんね。

でも、どんな出来事も？さすがに犯罪とかはやった人が悪いんじゃないの？
犯罪も、やった本人だけのせいではなく、その人がある環境にいるから起こることなのだそうです。

極端な例を出しましたが、まずこの話を聞いたとき、「何ごとも自分だけのせいではないんだ！」と少し気が楽になる自分がいました。

ただ、これは裏を返せば　”相手の出来事も相手だけのせいではない”
つまり、”相手の出来事に対しても自分の責任はゼロではない”
もっと言えば、”相手の出来事”　なんてなくて、”すべての出来事に対して自分の責任が少なからずある”
ということです。

これ、とても大切なことだと思います。

僕たちは、自分の都合が悪いことが起きた時、つい自分以外のせいにしてしまいがちですよね。
「○○さんのせいで失敗した。」とか
「この場所が悪くてできなかった。」などなど。
でも、すべては　”個”　×　”環境”　の結果だから、”相手（環境）”　だけではなく　”自分（個）”にも責任があるんです。

これを知っているだけで、周りにある物事の見方が一気に変わりそうですね。

さらに隆さんは言っていました。
「この自分の責任を受け入れた分だけ、責任の裏側にある自由を手に入れることができる。」

責任の裏側にある自由…？
またまた気になる言葉が出てきました！
次回、この言葉についてより深く学んでいきたいと思います！