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#19 後回しにしていたことと向き合うとき

突然ですが、ずっとやるべきだとは思っているんだけど、ついつい後回しにしちゃうことってありませんか?
今週、たまたまそんな出来事に向き合う機会があったので、そのことについて書きます。

僕は、大学院を卒業して一年ちょっと経つのですが、実は大学院時代にやり残したことがありました。
それは、「大学院で研究した論文を研究雑誌に投稿する」ということです。

大学院では、2年間研究した成果を論文にまとめます。そしてその論文を、研究雑誌に掲載されるまでやり切ろう!というのが僕が所属していた研究室の方針でした。

ただ、論文は書いたからといって必ず研究雑誌に掲載されるわけではなく、提出をしても断られるケースもあります。
実際、僕もいくつかの研究雑誌に提出してみたのですが、断られて返ってきました。

断られたら、次の投稿先を探してまた提出してみる、というのが本来やるべきことなのですが、僕はなんだかやる気が起きず、「やらないとな〜」と少し罪悪感を感じながらもいろいろと言い訳をつけて後回しにしていました。

気づけば最後に雑誌に断られてから半年ほどが過ぎ、、、
先日、別の用事でたまたま研究室時代の教授と話す機会がありました。

せっかく久しぶりに話すので、僕は勇気を出して「なんだかやる気が出ない」ということを素直に伝えてみることにしました。

詳しい内容は省略しますが、実際に教授と話をしてみると、僕は本当は「研究をなんとか形にしたい。最後までやり切りたい。」と思っているのではないか?と思えてきました。

そしてなぜだか分かりませんが、僕はこの気持ちを大事にした方がいい気がしました。

このことを隆さんに話したところ、「気になるなら絶対やったほうがいい」と言われました。

なぜやったほうがいいのか?もう少し詳しく聞いてみると、

「たむぅの中で、その物事が完全に整理されていない状況だから。もし整理できていたら、やり切るのか、今はやらないのか、はっきり決められるはず。感情はウソをつかないから、いろいろ言い訳をつけてみても、今回みたいにモヤモヤしたり罪悪感がアウトプットとして出てきたりする。」

と話してくれました。

なるほど。この半年間自分がどう思っていたかは分かりませんが、たしかに今の僕は、「研究を形にしたい」と思っているようです。

その今出てきた感情を大事にしてあげるべきなんですね!
これも、前に教えてもらったアウトプットをありのまま受け入れるということですね!

自分のモヤモヤを整理することができて、なんだかスッキリしました。

幸い、教授も「今からでも遅くない」と言ってくれているので、また別の雑誌にチャレンジしてみようと思います。

そしてこの他にも、日常の中でなんとなく後回しにしていたことがある気がするので、それにも向き合ってみようと思います!