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自分は本当に一日100ページ以上本を読んでいるのか検証してみた

読書メーターによると、先月も今月も、私は一日100ページ以上本を読んでいるらしい。



そんなことはないだろう、と疑わしくなった。
フルタイムで働いているし、子どもたちの相手もしている。がっつりと読書タイムを作っているわけでもない。何かの間違いではないか。

そこで、現在読んでいる本における、その日の読み始めのページと読み終わりのページをメモしてみることにした。読書スタイルは基本、再読本と初読本の併読である。

本来なら一週間なり一ヶ月なり継続して記録して結果報告すべきところだが、一日で結論が出たのでこうして記す。

2022/11/15

大江健三郎「われらの時代」(再読)
読み始め 245ページ
読み終わり 274ページ
合計 29ページ

西村賢太「東京者がたり」
読み始め 28ページ
読み終わり 115ページ
合計 87ページ

総合計 116ページ

読書メーターは嘘をついていなかったようだ。
しかし依然として、そんなにがっつりと本を読んだ実感がない。
ここからは、一日のどういう場面で読書をしているかを記録しておく。

子どもたちが起きる前、私の一日は再読から始まる。
私は朝のトイレが長い。たくさん出る。体の中のもの全て排泄しなければいけないのですよ、みたいな量が出ていく。自然とトイレに籠もる時間が長くなる。そこを再読の拠点とした。最初は本棚に生き残っていた作家の本をあれこれ選んでいたが、いつの頃からか大江健三郎一択になっている。

現状、紙の読書は再読本に限られている。
トイレでの再読読書以外は全て電子書籍となる。

上の子が学校に行き、私自身着替え終えた後、出勤までの僅かな間、本を読む。
スマホのKindleアプリで少し読み進める。しかし下の子が朝食を終えている場合、「パパ遊ぼ!」の声がかかる時もあり。

8時に家を出る。自転車で5分の距離にある勤め先へ。
途中、信号待ちに遭うと、本を読む。
会社到着後、三階事務所までの階段を昇っている間と、着替えの間に本を読み進める。

家が近いので昼食は家に帰って食べる。
着替えている間も本を読む。
昼食を食べている間、スマホでネットだらだらを数分で切り上げ、本を読み進める。
食後トイレ。こちらでは紙の本の再読。

再び家を出る前に、ここまで読んだページ数を確認したところ、既に合計で50ページとなっていた。

終業時刻は17:30だが、5分前にはいつでも帰れる状態にして休んでいていい、と言われているので、この時に読む場合もあるが、この日は同僚と会話。
よほどのことがない限り、終業時間が社員全員同時なので、全員のタイムカードを一人の人がまとめて押す。1、2分の待ち時間の間に読書。

帰り道、信号待ちで少し読む。

17:40分台には帰宅。
途中でスーパーに買い物などに寄る場合は、レジ待ちの間に読むことが多い。

当然着替えの最中にも読む。
着替えが終わるとアイスを食べる。チョコモナカジャンボ。これで仕事疲れは消える。食べている間も読む。

下の子による「パパ遊ぼ!」攻撃が始まる。
おもちゃなどを使っての遊び→読書は無理。
子どもはタブレット、こちらがスマホを使用してのゲームで遊ぶ場合は、読書のチャンスである。
こちらもタブレットでKindleを開き、ゲームはスマホで行う。
上の子の使用していた旧タブレットは液晶の一部にヒビが入っているがまだ使用出来る。上の子の新タブレットはスペックも上がって出来ることが増えているし、私は読書用端末を手に入れられた。

プレイするゲームが
マインクラフトの場合→一緒にプレイするので読書は無理
ロブロックスの場合→アスレチック系のゲームの場合、進捗を揃えたがるので、私に待ち時間が出来る→読書可能
「遊ぼ!」と言いながら一人でする系のゲームの場合、分からないところで声をかけられる時以外、読書可能。

その日の遊びパターンにより、読み進めるページ数に変動はあるが、いつでも読めるようにタブレットでKindleは開きっぱなしにしてある。

風呂上がり

風呂上がりに子どもたちの髪の毛を乾かす。ドライヤーをかけている間、机に置いているタブレットで本を読み進める。上の子の髪の毛を乾かしている間、6ページ読み進めていた。

夜に寝床でのスマホ読書は、翌日の体調に響くのでやらなくなった。

以上のような読書スタイルで、いつの間にか一日平均100ページを超えていた。
検証結果:読書メーターの数字は正しかった。

合間合間のスマホ読書、スマホが塞がっていてもタブレット読書が出来るようになったことにより、一日中スキあらば隙間なく本を読めるようになったのが大きい。
後は家の近所にある、定時で上がれる会社に再就職したことと。

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