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祖母・母・娘でつなぐ幸せバトン

娘を育ながら
母のケアをしていると
つくづく母娘の関係の
難しさ、深さを感じます。


母との関係をみなおす

自分が親になって
どんな母になりたいか
ふと考えるとき
いい意味でも悪い意味でも
まず自分の母親のことが
頭をよぎるんです。

同性だからこその甘え
近すぎる距離感
別の人格であることを忘れて
自分と同一視してしまうクセ

母と娘だからこそ
ほどよい関係づくりの
難しさにぶち当たった時、
自分の娘との間では
いい関係を築いていきたいと
心から願ってしまう。

そのために
気が重いけど
まず自分の母親との関係を
みなおすことから
はじめよう!

娘は見ている

私と母親との関係を
娘はよ~く見ています。

以前、私は母の認知症に気づかず
母が何度も同じ話をしたり
忙しい時間に電話をかけてくるたびに
イライラしながら接していました。
すると、娘も一緒になって
少し上から目線で
「ばあば、何度も聞いた!」
なんて母に向かって
キツい言い方をしてたんです。

でも最近、
私が母との会話を
とにかく笑顔で楽しくを
心がけていると
娘も一緒になって
母(娘にとっては祖母)が
ご機嫌で過ごせるように
同じことを何度でも
楽しそうに会話したり
手をにぎったり足をさすったり
するようになったんです。
私が何か娘に忠告したわけでもないのに。

娘はちゃんと見てるんですよね。
私が母に対する態度や心の状態を
するどく観察して
自分もどう振舞ったらいいのか
私の姿から学んでいるんです。

いずれ自分に返ってくる

母親との関係をよくすることは
いずれ自分に返ってくるんです。

娘にはいずれ我が家を巣立って
経済的にも自立して欲しい。
でもちょっと辛い時は
いつでも私を頼って欲しい。

そして私も歳をとったら
娘に頼りたいことが
増えるかもしれない。

ほどよくお互いに
甘えられる存在になる
そのために
私と母の心地よい関係づくりの
トライ&エラーに
娘も巻き込んでいく。

ちょうどバトンを
次の人に手渡すように
母と娘の関係つくりのノウハウも
幸せに生きるための秘訣として
渡せていけたら嬉しい。


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