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ブルグミュラー 小さなつどい

こんばんは、ドレミです。 
ここ2日ほど都内は涼しく過ごしやすい陽気です。 
このまま暑さが落ち着いてくれれば良いのですが・・・  

さて、今夜はブルグミュラーの4番「小さなつどい」の解説をしていきます。


     
この曲はまず6小節間の序奏から始まります。 この序奏ですが、いきなり左手の旋律です。
左手で旋律を弾くのが苦手な方多いのではないでしょうか。 
強弱記号はpですが、響きのない浅い音にならないようにしっかり響かせて弾きましょう。  
5、6小節目のスタッカートの弾き方ですが、このスタッカートの記号を意識しすぎて、このようになっては美しくないです。     

手の力を抜いて、バウンドするように弾き、余韻のある響かせたスタッカートになるように、短いペダルを踏みましょう。     
そしてこの後の休符とフェルナータはしっかり無音の時間を作り、次への緊張感を高めます。 
この序奏で、これからどんな音楽が始まるんだろうというワクワク感を演出します。
Aの部分のステージをしっかりと準備しましょう。  

Aの部分は、スラーで弾くために指番号を書き込みました。
この指番号を守って上の音が切れないように弾きましょう。 
Bの部分は場面が変わり、ひそめてpで弾き始めます。再度Aに進むために対比を作りましょう。
対比つながりで・・・19小節と20小節は同じ音で動きます。
左手が1オクターブ変わります。
19小節はfで20小節はpとなっています。
ここも対比ですね。
同じように弾かずに、20小節はひそめてfとpをしっかり表現しましょう。
左手が1オクターブ低くなることの意識して、さっと弾いてしまわ内容に注意です。  

この曲は連続する3度、6度(主に3度)のエチュードです。 
アーティキュレーションが適当になるととても雑に聞こえてしまうため、しつこく丁寧に練習しましょう。

ドレミのピアノサロンでは、このようにレッスンの振り返りができるような記事を書いたり、生徒さんが取り組んでいる曲の解説や練習の仕方をお伝えしています。

ご興味ある方は是非ドレミのピアノサロンの方にもお越しください♪


  #ブルグミュラー #小さなつどい

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