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海外重賞結果 アミール・トロフィー ~三銃士は健闘するも惜敗~

アミール・トロフィー(@カタール)に出走した日本馬3頭は、ゼッフィーロ(5歳牡)が2着、サトノグランツ(4歳牡)が3着、ノーズブリッジ(6歳牡)が4着でした。勝ったのはUAEのレベルロマンス(6歳騙)です。レベルロマンスは昨日で17戦11勝、うちG1勝利は一昨年のBCターフを含む3勝(すべて2400m)という、中長距離の世界的強豪です。

日本から参戦した三銃士は惜敗、その中でもゼッフィーロはゴール前でレベルロマンスに迫るも、左右にヨロけた影響もあり、ゴール板通過は2番目でした。それでもカタールの地で確りと結果を残したといえます。

1~4着の賞金はそれぞれ142.5万ドル、55.0万ドル、27.5万ドル、15.0万ドルです。ちなみに、今週末の国内G3重賞の優勝賞金は3800万円~4300万円、G1のフェブラリーSは1.2億円です。三銃士の結果や賞金の高さを踏まえると、来年以降サウジアラビアに加えて、カタールも選択肢の一つになると予想します。

2着のゼッフィーロは3歳になってからのデビューで、三冠レースには間に合いませんでした。しかし昨春にオープンクラスに昇格すると、中長距離の重賞路線を歩み、秋にはアルゼンチン共和国杯を制し重賞初制覇、香港ヴァーズ(G1)では2着と着実に力をつけてきています。昨日で14戦5勝、2着5回、3着3回、4着1回と、戦績はとても安定しています。
次はドバイに遠征するのか、春天を目指すのか。今後の動向が楽しみなスター候補です。

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