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ヴィクトリアマイルの結果 〜大波乱!涙のG1初優勝〜

戦前はマスクトディーヴァ(4歳牝)とナミュール(5歳牝)の2頭の人気が抜けており、二強対決の様相でした。しかし、結果は驚きの大波乱!!勝ったのは、ブービー人気だったテンハッピーローズ(6歳牝)、2着は同級生のフィアスプライド(6歳牝、4番人気)でした。両馬共に昨日がG1初出走です。

◆ 津村騎手、涙のG1初勝利
テンハッピーローズ鞍上の津村騎手は、デビュー21年目で初めてのG1勝利でした。レース後のインタビューでは、涙を堪えきれず、感謝の気持ちを述べていました。また、一生G1を勝てないんではないかと思うこともあったものの、諦めずに頑張り続けたと述べていました。
実は昨日ディズニーシーでビリーヴ(ナイトエンターテイメント)を観たのですが、そのテーマと重なり、とてもホッコリした気分になりました。私事ですいません。

◆ テンハッピーローズ
彼女のことをあるある風に下記します。
・ソダシ、ソングライン世代。なので、ヴィクトリアマイルは3年連続で2018年生まれが制覇。
・G1は昨日が初挑戦。重賞勝利自体も、昨日が初めて。
・古馬になってから重賞は4度参戦するも、最高は6着。
・古馬になってから14戦走るも、12戦が1400m、マイルは2戦のみで、戦績は6着と7着。
・府中は比較的得意で、古馬になってから4戦1勝、2着と3着が1回ずつ。
専門外のマイル、重賞での好走実績なし、6歳にして初のG1出走という彼女の勝利を予想できた人は少なかったと思います。なので、Win5は正解者1名のみ、その方が受け取った払戻金は4.5億円弱でした。

◆ 鍵となったこと
戦評の詳報は明日投稿します。今日は鍵となった点に絞って下記します。
・1番人気のマスクトディーヴァは直線内側で完全に詰まってしまう不利を受ける。
・2番人気のナミュールはスタートで大きく出遅れ。
・テンハッピーローズはゴール前300mくらいから、他馬が止まって見えるほどの末脚で直線大外を駆け抜ける。
競馬の予想は本当に難しいなぁと改めて感じるレースでした。

 


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