鵜飼れん

鵜飼れんです。好きなアーティスト、歌手、シンガーソングライターは、小田和正、オフコース…

鵜飼れん

鵜飼れんです。好きなアーティスト、歌手、シンガーソングライターは、小田和正、オフコース、YOASOBI、あいみょん、高橋優、緑黄色社会、ヨルシカ、コアラモード.、Honeyworks、岡崎体育、YUI、ゴールデンボンバー、ナナヲアカリ、その他諸々 よろしくお願いします。

最近の記事

【小説】もしもあの日に戻れたら

 水曜日、 「ブーっ! ブーっ!」  スマートフォンの音で目が覚める。  もう、10時か。  起きないとな。  俺は重い身体を起こす。 「……えっ? 園山さんから着信だ」  園山さんは、俺が週に2回面談をしてもらってる。担当の訪問看護師の1人。40代の男性だ。  園山さんは火曜日、もう1人の担当が木曜日だ。  何かあったのかな?  俺はすぐに折り返し電話をかける。 「もしもし、園山さんですか?」 「あっ、富田さん。すみません、朝から。実はですね。木曜日の梅野さんがですね、体調

    • 【小説】雪よりコーヒー

      「続いてのニュースです。明日以降、今シーズン最強寒波が日本列島に襲来」  俺は、昼のニュースを見ている。  どうやら、最強寒波が来るみたいだ。  今は1月、特に驚きはしない。 「そして、この寒波の影響で、名古屋や大阪でも、積雪の恐れがあります」  おいおい(笑)マジか。  あんまり、雪が降らない地域で、積雪かよ。  そう思い、ぼーっとそのニュースを見ている。 「ブーっ!」  スマホに通知が来た。 「今から、みんなでカラオケ行くんだけど、来る?」  あいつからだ。暇だし、行くか

      • 【エッセイ】友達の意味

         ……友達って、何なんだろうな?  ……友達って、みんなあんな感じなのかな?  そう疑問を抱き、下校している。  しかし、これから看護師さんと面談だ。  いつもの喫茶店に行こう。  喫茶店の前で、看護師の外崎さんを待っている。  少しして、外崎さんが車に乗ってきた。 「ごめんなさい。遅くなって」 「大丈夫です。中に入りましょうか」  僕と外崎さんは、中に入った。  注文を済ませ、面談を始めた。 「最近は、何か困り事あった?」 「……外崎さん、友達ってどうあるべきだと思い

        • 【小説】夜空での再会

           人生は、出会いと別れの連続。  人と出会った瞬間に、別れが始まる。  それは、恋愛でも同じだよ。  ……そう思ってるけど、  わたしには、好きな人が居た。  わたしのことを気にかけてくれて、何かあったら、心配してくれる。  そんな人が居た。  でも、その人と付き合ったけど、お互いの恋愛の価値観がすれ違って、長くは続かなかった。  もう、今は別れた。  会う手段も無いから、会ってもいない。  わたしから、別れ話をした。  これ以上、あの人を傷つけたくない。迷惑をかけたくな

        【小説】もしもあの日に戻れたら

          【エッセイ】おとなのりてん

           今日も、看護師さんとの面談だ。  今日は、喫茶店ではなく、近所の公園で話す。  公園に着くと、僕はベンチに座り、外崎さんを待つ。  広場では、子どもたちが野球をしている。  数分後、外崎さんが、自転車を漕いできた。 「多賀さん、こんにちは」 「すみません。外崎さん、突然公園にしたいって言って」 「大丈夫、気にしないで」  僕と外崎さんはベンチに座る。 「今週は、何かあった?」 「大人になるのが、嫌になってきました」 「なるほど、どういうところが?」 「大人になっても、良

          【エッセイ】おとなのりてん

          【小説】いつもおつかれ会

          「ブーっ!」  俺のスマホが鳴った。 「はると、今度の水曜日空いてる?」  バイト先の先輩の、りかさんからだ。 「空いてますよ」 「良かった。わたし、めちゃくちゃバイト頑張ったから、回転寿司奢るよ。何でも好きなもの食べていいよ」 「良いんですか? 俺も出しますよ」 「大丈夫。たまには先輩らしいことさせてよ」 「はぁ……」 「そうそう、りゅうとか、あかねとかも誘っていいよ。みんなで、食べに行こう」 「了解です。なんか、打ち上げみたいですね(笑)」 「そうだね。じゃあ、いつもおつ

          【小説】いつもおつかれ会

          【小説】不器用だけど、僕の自慢のママ

           僕には、大好きな人がいる。  とっても、大好きな人がいる。  それは、僕のママ。  僕のママは、ちょっぴり失敗をするけど、とっても優しいママなんだ。 「おはよう」 「おはよう! 智」 「……ママ、眠い」 「眠い? じゃあ、朝ごはん食べて、眠気を吹き飛ばそう」  ママは朝ごはんを作り出す。 「あぁ!!」  キッチンからママの声がした。 「どうしたの? ママ」 「智、ごめんね。ママの不注意で焦げちゃった」  ママはとっても悲しそうにしている。  ママの悲しい顔は見たくない!

          【小説】不器用だけど、僕の自慢のママ

          【エッセイ】……あなたは、おもちゃじゃないんだよ。

           ……僕は、サンドバッグだ。  サンドバッグのような存在だ。  学校で、いいように使われ、バイト先の学童保育では、中学生に散々ディスられる。  ……なんで、僕ばっかり。  もう、色々と行くのが憂鬱だ。  そう思い、帰り道を歩いていた。  今日は、定期的な看護師さんとの面談で、喫茶店に行く。  僕の担当の看護師さんは、女性で20代後半だったかな? 若い看護師さんだ。  だから、かなり話しやすい。  何なら、この人が1番話せる。  喫茶店に着いた。  担当看護師の外崎さんは、タ

          【エッセイ】……あなたは、おもちゃじゃないんだよ。

          【音楽の熱弁】#2:アイドル/YOASOBI

           鵜飼れんです。  今回も、音楽の熱弁をやっていきたいと思います。  前回が、オフコースの『秋の気配』と、かなり昔の曲だったので、今回は、グッと時代を進め、令和の曲にしたいと思います。  今回の曲は、 『アイドル/YOASOBI』 この曲は、あの大人気アニメ、『推しの子』の主題歌で、『夜に駆ける』『怪物』などのヒット曲を生み出している、YOASOBIさんの楽曲です。  アイドルの素晴らしさ、大変さを様々な観点から歌った曲です。  それでは、この曲の好きなポイントを紹介

          【音楽の熱弁】#2:アイドル/YOASOBI

          【音楽の熱弁】#1:秋の気配/オフコース

           どーも、鵜飼れんです。  今回は、1つのある楽曲について、熱く語っていきたいと思います。  今回の楽曲は、 『秋の気配/オフコース(1977年)』 秋の気配は、1977年、小田和正さんと鈴木康博さんの2人時代のオフコースの楽曲で、切ない雰囲気の曲です。  サビの歌詞 『こんなことは今までなかった 僕があなたから離れていく』  そして、 『僕の精一杯の優しさをあなたは受け止めるはずもない』  この歌詞は、とても胸に染みます。  歳を重ねれば、重ねるほど、胸に染みると

          【音楽の熱弁】#1:秋の気配/オフコース

          読むラジオ#5

           どーも、読むラジオの時間がやってまいりました。  ラジオDJの鵜飼れんです。  このラジオは、音が聞こえません。  ご了承ください。  今回は、 『好きな曲紹介&考察!』です!! 今回は、最近僕が聴いた曲を紹介、更に考察をしていきたいと思います。  今日紹介する曲は…… 『群青/YOASOBI』  こちらの曲は、あのYOASOBIさんが手がける曲で、ちょっぴり切ないような、そんな曲です。  僕が1番好きな歌詞は、こちら!! 「知らず知らず隠してた 本当の声を響

          読むラジオ#5

          【小説】俺らなりの青春

          「母さん、行ってきます!」 「行ってきます! ママ」  そう言って、俺は小学生の妹のせなと家を出た。  今日は、年に一度の俺の高校の文化祭。  だけど、今年は例年とは違う。  どうやら、学校の近くの大きな公園のイベント広場を貸し切りにして、そこで文化祭を行うらしい。  ……どんな学校だよ(笑)  とりあえず学校に向かうため、電車に乗っていた。 「お兄ちゃん、楽しみだね! お祭り」 「えっ、あぁそうだな。実は、せなの大好きな焼きそばもあるって噂もあるよ」 「えっ、やったぁ!

          【小説】俺らなりの青春

          【考察】名古屋は、西日本? 東日本?

           昼飯だ。カップうどんでも食べよう。  ……ん? なんか、書いてある。 「鰹だし 東日本限定」 そうか、このカップうどんは、東西でだしが違うんだ。  ……えっ? 東日本?  そういえば、俺の住んでいる名古屋、はたまた愛知県はどっちなんだ?  ……思い出せ、……思い出せ、西日本と東日本で違うもの。  あっ、正月に雑煮を食ったな。  あの時のお餅は、四角かった。  ということは、  お餅は東日本。  じゃあ、お餅の食べ方は?  東日本は確か、海苔で巻く。  西日本は、砂糖

          【考察】名古屋は、西日本? 東日本?

          読むラジオ#4

           みなさん、こんにちは。読むラジオでーす!  ラジオDJの鵜飼れんです。  このラジオは、音が聞こえません。  ご了承ください。  今回は、 『れんの恐怖体験』です。 このコーナーは、私、鵜飼れんが体験した恐怖体験を話していきたいと思います。  今回話すのは、 『……幽体離脱?』  これは、2ヶ月ぐらい前の出来事です。  いつも通り、1日が終わり、ベッドで横になり、眠りにつこうとしてました。  いつもは真っ暗で寝ているのですが、この日はどうしても眠れず、豆電球を

          読むラジオ#4

          my写真館

           これは、僕がどうしてもメレンゲクッキーを食べたくて、作った逸品です。  メレンゲクッキーを食べたい! でも、あまり売ってない。じゃあ、作ればいいじゃん!  と思い、作りました。  卵黄を取り除くのが、難しかったです。  絞り袋に入れて、絞るのが1番楽しくできました。  これは、僕が東海オンエアファンなので、まんぷく家に行って、特製ラーメンを食べた時の写真です。このラーメンは、まさに僕の好きな味のラーメンでした。スープに絡めた海苔も最高です!  もちろん、麺も。  これは

          【エッセイ】みんな、元気で

           何で、上手くいかないんだろう。  毎日、毎日、嫌なことばかり。  学校の人間関係、彼女にもフラれて、家族とも仲良くできてないし、趣味で漫画を描いてるけど、お世辞にも上手いとは言えない。  ……はぁ、今日は先生に怒られちゃったな。  そう振り返り、バスに揺られていると、  スマホに通知が来た。  何だろう? そう思い、スマホのロックを解除する。  あっ、いとこのかなさんからだ。  かなさんは、俺の父方のいとこで、27歳ぐらいかな? 立派な社会人をしてる。  家族とは仲は良く

          【エッセイ】みんな、元気で