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中学生が作ったRPGゲームを京都のゲーム企業の方に見てもらいました

先日は、泉大津市立小津中学校で「SDGsを学べるRPGゲーム作り」に取り組む生徒たちに、京都のゲーム開発・クリエイティブ企業であるSkelton Crew Studioの石川 武志さんからアドバイスをいただきました!

プロジェクトの詳細はこちら↓

半年以上かけて生徒たちは、「SDGsを楽しく学べるRPGゲーム」を作ってきました。しっかり達成したい目的・ゴールを意識したゲーム設計になっています。

石川さんからは、中学生に合わせた優しい言葉を使用していただきつつも、中身は非常に本質的でプロの視点からの助言をいただき、生徒にとって大変良い刺激になったようです。

・こうした教育や社会問題を扱う「シリアスゲーム」はエンタメ性と学習効果の両立が難しいが、まず核となるゲームメカニックを考えてから社会性のあるストーリーをあてはめると作りやすい
・例えば、ゴミを拾って分別するという行動一つをとっても、「徐々に分別の難易度を上げる」「未来都市では100種類に分別しなければいけないというような極端なルールを入れてみる」といったゲーム性を持たせることで、エンタメ性を強化できる

いただいた助言の抜粋

以下、生徒たちからの感想の一部抜粋です。

自分では思いつかないアイデアなどを教えてくれたり本物のプロの方に教えてもらえるとか人生にあるかないかぐらいだと思ったし、時間をとってくれたことに感謝しかないです。

正直自分の中では、あまり大げさにすると現実味がなくて現実で取り組んでもらえなくなるんじゃ…と思ってこのようなゲームにしたんですが、まさかの逆だったと知ってびっくりしました笑
春から続編作りたくなってきました!

自分たちの「やってみたい」を追い掛けてアウトプットを作ってみて、同世代や大人からの様々なフィードバックを経る。
このサイクルを経て、「またやってみたくなる」という所まで至っている子どもたちがいるのが、このプロジェクトの素晴らしさを示していると感じました。


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