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「生徒のアイデアの芽を摘まないために」- 探究×プログラミングの教員研修会を行いました

この度、「探究学習において情報分野を活用する」ための教員向け研修会を、NPO法人みんなのコードさんと協働で行いました。
今回は実験的取り組みとして、京都・大阪府立高校の6校から先生方をお呼びし実施しました。

きっかけは、
「課題解決や表現の手段として、子どもたちがもっと気軽にアプリやサイトを作れるようにしたい」
「情報分野の活用は意外とハードルが低いことを先生方に知ってほしい」

という思いから。

e-donutsの方から「探究学習の中でどう情報分野を活用するか?」という講義をしつつ、みんなのコードさんから現場での活用事例の紹介や「AIレジを作る」という演習コンテンツを展開いただきました。

(引用)探究×情報分野の一連の流れについて
(引用)演習コンテンツ「AIレジをつくろう」

先生方からの感想を一部紹介

「実際の事例を見せていただけたので、情報探究のイメージがクリアになった。演習の時間がとてもよく、かなり高度で難しそうなことがいとも簡単に実現し、衝撃的だった。」

「情報×探究パートでは、指導する上で心得ておくべきことを、明確に言語化・図解化していただき、大変勉強になりました。演習パートでは、興味深いブラウザ上の教材を教えていただき、操作しているときは心から楽しかったです。」

「情報科やもともと詳しい人以外の教員がまったくついていけていないので、校内でも勉強会をしたい。生徒のアイデアの芽を摘んでしまわないようにしたい。」

先生方のコメントにもありますが、「生徒のアイデアの芽をつまない(むしろテクノロジーを活用し芽を育む)」ために、教育現場における情報教育の重要性を改めて感じました。
今後、今回のユースケースを基に取り組みを拡張していきたいと考えています。


※この記事は各所の許可を得て作成しています。
※NPO法人みんなのコードさんの公式サイトはこちら↓

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