私とハロプロの話 6 ライブに感動

オタクにひとしきり感動した私と彼氏は、会場へ入った。

初めてのアイドルのライブ会場。
外にいた時点で衝撃の連続だったというのに、中に入ったら一体どんな衝撃を受けることになるのかとワクワクした。

一般販売でチケットを購入したため、席は結構後ろ。3階(行ったホールだと一番上の階にあたる)の真ん中あたりだった。

ステージこそ遠かったが、開演直前でテンションが上がって叫んだり踊ったりする1階席のオタクの皆さんがよく見えて面白かった。

開演の15分ほど前から、ステージに映るスクリーンにハロプロの各グループのシングルのCMが流れ始めた。

その瞬間、会場内のオタクたちがペンライトを振りながら掛け声のようなものを上げ始めた。
オイ!オイ!と叫んでいた。

オタクはライブ前からこんなに大騒ぎするのかと衝撃だった。

私たちも合わせて一緒にオイ!オイ!と叫んでみた。楽しかった。
途中ちょくちょく入る特殊なリズムの掛け声には全くついていけなかったけど、それでも楽しかった。

そして開演。

会場の照明が消え、ホール内はオタクたちが持つ色とりどりのペンライトでキラキラしていた。
綺麗だった。

ちなみに照明が消えた瞬間、オタクたちは

「フゥ〜〜〜〜〜!!!!!」

と高い声で叫んでいた。

そして、やたら壮大な音楽に乗せてハロプロのメンバーが入場してきた。

普段スマホの画面の中だけで見ていた憧れのハロプロメンバーを生で見られた興奮と感動で、無意識に

「ヒャア!」

と奇妙な叫び声をあげてしまった。

ステージからは離れていたが、不思議とメンバー一人ひとりの顔が鮮明に見えて判別しやすかった。

ハロプロメンバー全員のパフォーマンスが終わってからは、各グループのパフォーマンスやいろんなグループのメンバーを選抜した特別なユニットなどのパフォーマンスが披露されたり、シャ乱Qのまことさんとメンバーたちによる面白いMCがあったり、とにかく楽しい時間だった。

そして何より衝撃だったのが、どのグループも上手なことだった。

動画で見ていた時は正直、どうせ修正が入っているんだろうなとか、ダンスも下手な部分は編集しているんだろうなとか、どこか疑うような気持ちがあった。

しかし生でハロプロのパフォーマンスを見て、疑いの気持ちを持っていた自分を恥じた。

20代半ばのベテランメンバーから小学生の研修生メンバーまで、1人残らず全員がかっこよかった。

ライブは体感10分で終了した。(実際はおよそ1時間半)

彼氏も相当感銘を受けたようで、帰りの道中ではあの曲のどのメンバーが上手かったとか、MCのここが面白かったとか、長々と感想を語り合った。

感動のあまり、次こそいい席でライブを見たいと思った私はファンクラブに入会することにした。

続く

ハロプロnoteになってから格段にいいねが少ない。つまらない記事を書いてしまい申し訳ない気持ちだ。そのうちまた恋バナでも書こう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?