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小さな町工場に新しい風が吹いてきた

こんにちは。りょです。

春ですね。いや、春終わりかけてますね。

弊社にもようやく新入社員が来てくれました。

我ながらアホすぎる。

入社式はしてません。けど、本当は冬から新人が入社しています。

20代の若い新人職人です。

彼が来てくれるまで本当に色々ありました。

日本人と思っていたらブラジル人の応募者が来て工場を見学するなり

「ワタシニハ、ムリデスネ」

と言って辞退されたり

入った職人が「毎日出社するスタイルが合わない」と言って1週間たらずで辞めたり、その職人が近所の会社でバリバリ働いていることを知ったり。

書ききれないほどのことが、まあ、いろいろあったわけですね。


このころは完全に暴走しています。

それでもあきらめずに募集をかけ続けた結果、運命の出会いを果たしたのです。

その職人を一目見たとき「ぜったいウチに来てほしい」と思いました。

面接だけで人は見抜けない。という言葉をみんなに言いまくっていた僕。

この時ばかりは「この子や」と雷が落ちたのです。

その場で「採用」と言いました。

早すぎる結果通知に彼もびっくりしていました。

無事にその若手の職人が来てくれることになり、一緒に働くことになりました。

前職で現場経験があることから、基礎的なことは理解できているし、なにせ、人柄がよく、話が合う。

息がぴったりなのです。

戦国時代に一緒の部隊で戦っていたんではないだろうか。と思えるほどに。

これは素晴らしい若手が入ってきてくれたな。採用活動頑張ってよかったな。と感動しました。

同時に、いま会社にいい風が吹いているのではないか。と慢心して合同就職面接会に参加してみました。


はい、現実は変わっていませんでした。

本当に運がよかったんだなーと。ご縁に感謝です。

また、若い子はエネルギーに満ち溢れています。

仕事の合間に何か作っているなと思っていたら、道具を置く治具を作っていました。

なんか綺麗になってる

優秀すぎますって。

この時の感動をぶつけたポストがこちらです。↓

不思議なのですが、一人の所作が変わるとみんなの行動も変わるもので今までよりも仕事に対する姿勢が変わったというか活気が出てきたな。と感じます。

新しいメンバーが加わった弊社。スタートダッシュの勢いそのままに、今後もこのメンバーでバリバリ溶接の仕事頑張りたいと思います。

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