塩原

書いたり、描いたり、話したり。 野球と演劇、少しかじってました。 Twitterは…

塩原

書いたり、描いたり、話したり。 野球と演劇、少しかじってました。 Twitterは演劇とか千葉ロッテとか( https://twitter.com/donchan3ren ) Instagramは本八幡とか音楽とか(https://x.gd/hY4uZ)

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「ラジオが好き」とは言いづらい

初対面の方に 「ラジオ好きですか?」 と聞かれれば 「んー、結構聴くね」 くらいにとどめてしまう。 嘘です。 本当は好きです。 メールが採用されて、番組から頂いたノベルティ達を見つめては部屋で一人ニマニマしていることを白状します。 コロナ禍に入ってからますます好きになった。 お昼の労働がラジオ聴きながら出来るものに変わったので、聴く時間もさらに増えた。 以前pod castでも話したが「好き」と返答することに慎重になってしまう。 このpod cast内でも引用させて頂

    • ワン・モア・ワン・モア・ヌーク

      二月も終わりが近づき、二・二六事件関連の特集や、桐島聡容疑者に関しての特集が多く組まれる中、私の好きなTBSラジオ関連の論客らが口にする「彼らの行動は決して評価することは出来ないけれど」といったようなコメントを耳にする度に「"けれど"に続く言葉は一体何なのだろう ?」と言葉の裏の意味を探ってしまう。 テロやクーデター、暴力という手段は決して許される行為ではない、と頭では分かっている反面、『0083』のアナベル・ガトーや『逆襲のシャア』でのシャア・アズナブル、『閃光のハサウェ

      • ググるなカス

        ggrks(ググレカス)というネットスラングがある。 2ちゃんねる(今の5ちゃんねる)を中心に使われた言葉で、詳しくは知らないが20年くらい前から既に使われていたような気がする。 「大人は質問に答えたりしない」 と利根川大先生も仰っていたが、ggrks(Googleで調べろ!)は、自分で調べもせずに質問から入ってんじゃねーぞこのダボ!という乱暴な、けど時には共感してしまうような言葉で、確かに自分の普段の行動を省みてみると、分からないことはとりあえずGoogle御大に聞い

        • 1,900円払ってる場合ですよ

          先日、RHYMESTER King of Stage at Blue Note TOKYOに行ってきた。 感想は【最高と言わざるを得ないのが現状】だったので、久しぶりにヲタク全開の駄稚長文を書き散らかそうと思う。 RHYMESTERの生LIVEを観るのは新型コロナによるパンデミックが始まる寸前、2020年の2月に行なわれたTBSラジオEXPO以来なので、実に3年ぶりとなった。 あの時は確か、EXPOの会場となった横浜みなとみらいパシフィコのすぐ目と鼻の先に、当時連日のよ

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        「ラジオが好き」とは言いづらい

          それは例えば人で溢れる地元の駅だったり

          コロナで中止が続いていた市川市民納涼花火大会が4年ぶりに帰ってきた。 なんかもう、めちゃくちゃエモーショナルで凄く良かった。 毎年開催されてなんとなくで毎年見ていたものが、パタっとやらなくなると不思議なもんで、やっぱり大事な行事の一つだったよなと気付いたりもした。 地元の駅が人でごった返したり、虫除けスプレーのサラサラパウダーが服に付いちゃったり、西友の惣菜コーナーが花火大会仕様になったり、浴衣の中学生たちがミスドの前でたむろしてたり、あの居酒屋も今日だけは外でビール売

          それは例えば人で溢れる地元の駅だったり

          BAD END

          「神回」という言葉がいつの間にか一般的になっていた。 TVアニメなんかだと、最近では12〜3話でワンクールひと作品として区切られることが多いが、自分が子供の頃は1年や2年に渡って毎週のように放映され続けるものの方が多かった。 いわゆるリミテッドフィルムなんて呼び方をされるやつで、例えばセーラーな戦士たちが変身するシーンであるとか、機動戦士が行きまーすシーン、アンパン頭が体罰で分からせてやるシーンなど、ある程度使い回しの出来るシーンで尺を稼ぐことによって、毎週の放映という地

          月日は百代の過客にして

          ※自身Instagramへの投稿に加筆修正した記事です。 先日6月24日はコラムニスト小田嶋隆さんの一周忌。 TBSラジオ『たまむすび』の名物コーナー「週刊にっぽんの空気」で知った小田嶋おじさんの、訃報を知ったのも同じくTBSラジオの聴取中だった気がする。 コロナや戦争、悲しい事件、信じられない法案が通る度に、小田嶋さんがご存命であれば何を仰られるだろう?とついつい身体が反応してしまう、私のような人にとってはメンターの一人だったなと今でも思う。 コラムニストである小田

          月日は百代の過客にして

          リマインド

          ホテルのような、民宿にちょっと洋風が入り混じったような大きな宿泊施設のロビーで、今まで出会った人たちと会話をしていた。 SF作品についてだか、今流行りのマルチバースだかの話題だった気がする。 向かいに座った十数年来の友人が、自分の得意分野の話題だったからだろう、えらく饒舌に話しながら時々メガネをクィッと上げるその「らしさ」全開に思わず爆笑してしまった。 十数年前、当時お付き合いしていた方に 「寝言でよく笑ってるよね」 と言われたことを思い出す。 言われた時はホンマかいな

          リマインド

          そなたは美しい

          先日、友人に誘われて中村佳穂さんのLIVEに初参戦してきた。 シンガーソングライター中村佳穂さんの、僕の初見はアトロク(TBSラジオ『AFTER6JUNCTION』)のライブコーナーだったかと思う。 『竜とそばかすの姫』での主演&メインテーマや紅白で知った人も多そうだけど、それらは彼女を構成する音楽のほんの、ほんの一部分に過ぎない、ということを初めての生LIVEで身をもって感じた。 とにかく一曲一曲、目まぐるしく姿を変えていく。 ジャジーなリズムからソウルフルな歌唱とシビ

          そなたは美しい

          瞳へ落ちるよレコメンド

          2022年の交友は初対面やお久しぶりな方も多く「最近、音楽何聴いてる?」と聞かれる機会が大変に多かった。 すかさず自分は「あいみょんです」と答えるわけだけど、相手が「それってどんなアーティスト?」と返したいかもしれない質問に対して、空気を読まず国民的アーティストを僕が挙げてしまうわけだから、相手の反応も様々でそれが結構面白い。 「あぁ、マリーゴールドの」 と答える方は意外なことに少なくて、僕が勝手に思っていた「あいみょん=マリーゴールド」というパブリックイメージは、世間

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          【ボン】極めて私的なSLAM DUNKの話【ボボォン】

          12/3、公開初日に映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観て来た。 家から映画館まで徒歩5分程度なので、レイトショーの時は就寝準備バッチリで観に行くことも多いのだけれど、しまった、公開初日でしかも土曜の夜ともあれば予想出来たことだが、キャパ90%ほど埋まった映画館でのベッドイン万全スウェット鑑賞は、生きているだけで恥を巻き散らかしている自分でさえ、些かの恥ずかしさを覚えた。 26年も前の漫画をわざわざ公開初日に観に来る人なんて、自分のような会話の例えが野球かス

          【ボン】極めて私的なSLAM DUNKの話【ボボォン】

          劇場を観に行こう

          「東京」の「小劇場」に15年近く居たのに意外と『劇場』の話をしてないな、とふと思った。 と言うのも、ネットを見ていたら下北のK2にてアンコール上映されるとのニュースが飛び込んできたのだ。 心にずっとこびり付いている作品の一つである。 ピースの又吉直樹さんが2017年に発表され、2020年には行定勲監督により映画化もされたこの作品、パンデミックの始まりと共に公開が予定されていたこともあり、映画館での公開と同時にAmazon primeビデオでも配信されるという、実写邦画と

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          右手からメラゾーマ、

          自分の頭が、右手の行動と、左手の行動を上手く分けて制御出来ないということが、ままある。 卵を割って、中身を、両手に持った卵の殻の間で往復させ、白身と黄身を分離するとき。 ウッカリ、黄身が入った方を流しの三角コーナーに捨ててしまいそうになる。 同じように、右手に菓子の包み紙、左手に菓子本体、と分けて持った時、やはり左手側に持った菓子の本体をゴミ箱に放り投げそうになる。 それの延長線上だと思いたい。 商店街を歩いていた時のこと。 夏と秋の狭間の、暑くて寒い夕暮れ時。

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          【どんなに暑くとも】AIMYON TOUR 2022"ま・あ・る"東京公演に参戦してきた【ニット帽は買え】

          群馬県は伊勢崎で40.3℃を記録した今日、AIMYON TOUR 2022"ま・あ・る"東京公演@国立代々木競技場第一体育館に参戦してきた 前回のPPY同様ぼっち参戦だったが、もうオヒトリサマLIVEにも慣れたもんで、今回もとても良い時間を過ごせた。 もちろん帰路でこの記事を書いている。 今回、東京公演を前にして新グッズが発売した。 ニット帽…!? 東京でも35℃を越えたこの日、たしかにデザインもかわいい、世の中にはサマーニットなんてものもあるわけだし365日使える

          【どんなに暑くとも】AIMYON TOUR 2022"ま・あ・る"東京公演に参戦してきた【ニット帽は買え】

          【こんなに嬉しいことはない…っ!】『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』完成披露舞台挨拶・最速上映イベントに当選したので通常の3倍の速度で行ってきた

          来月3日より全国公開となる『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の先行上映イベントに行ってきた。 当選メールが届いた時は、あいみょん弾き語りツアー武道館のチケットが取れなかった分の運がここで揺り戻してくれたかローチケありがとうそして手数料半端ねぇありがとうございますありがとうございますありがとうございます…!と勇んで発券をしに行った。 人知れずククルス・ドアンの映画化決定に高まっていたわたし。 最初に知ったのは去年だか一昨年だか?TBSラジオのアトロク放送内だったか

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          パラパラじゃないチャーハンのように

          数年前、中華料理屋と言うよりは町中華と言った風の飲食店でアルバイトをしていたが、その店のチャーハンがとても好きだった。 詳しく聞いたことこそなかったが80にはなるだろうか?どこからどう見てもまごう事なき"おじいちゃん"と言った風のシェフが、しっかりとした足腰と、後期高齢者とは思えない手際で作る、ラードでベタベタの熟練のチャーハンは僕の胃袋と心にとてもフィットした。 この店のメニューには「チャーハン850円」と簡潔に書かれてはいたが、鍋を振る人によって随分と味も印象も違うも

          パラパラじゃないチャーハンのように