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社会人1歳の終わりの日に何を思う

今日は3月最終日
社会人の1年目があと数10分で終わる

デザインを学んだ東京を離れて仙台にきたちょうど1年前のことを忘れない
不安で泣きながら寝た夜が懐かしいとだけに思えるくらいに私のハートは少しばかりは丈夫になったかな

入社当初、頭の中にアイデアが無数に生まれ続けるのにそれを形に出来ない悔しさがこれまた数多あった
今ではどうやってここまで出来るようになったのか分からない
やっぱり結果は後でついてくるものだ

好きなこと身につけたいこと、コツコツやり続けていれば自分のものにできると改めて感じられた
目的、本質を見失わないことの方が技術力を伸ばすことよりも重要なんだと思う


今日、ひとつ上の学年の先輩が退社した
何も関わりがなかったんだけれども、「最後の挨拶」みたいなものに参加してそれを聞いた
こんなにもスラスラとよく話せるものだと関心しつつ、その傍ら、自分が「あっち」に立った時の挨拶と上司からの激励の言葉を想像した
傍らというのは建前で大方そのことが頭ん中を埋めつくしていた

今の会社は関わる人みんな優しくて素敵である程度私が暴れても笑ってくれるし、新卒なのにでかい仕事も任せてもらえるし安月給なのが多いデザイナー職の中でも給料は良い方だとも思う ネームバリューもある
でも私がやりたいことはできないなとも思う

はじめからここにずっと務める気もなくお勉強させてもらうぞの気持ちでやっているんだけども、もうその尽きることのないお勉強も 気づけば教える側になってしまうとなると急にうげ!となる
私は私だけをまだまだ成長させたいんだろうな

置かれた場所で咲く、という言葉があるしこの1年はそのスタンスでいたかもしれない
ただもう今は咲く前の、「置かれた」に引っかかっているのだから私は別の場所へ動く準備をはじめないといけないと思ってしまっている
選ばれた とか 置かれた とかそんなのは嫌だ

自分で選んで身を置くワガママな人生が良い
その今の自分の中の理想である人生を実現させるために私は現状で花を咲かそうと己に水をあげ続ける
ふとしたときにその事実に苦しくなることもあろうが、私は私のために生きているからきっと大丈夫



大好きなエビチリを食べながらそんなようなことをつらつらと考える夜だった

もう数分で社会人2歳になってしまう
お祝いにコンビニへデザート買いに行こうか

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