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ワイン好きに捧げるレシピ#12《小麦粉とカツオ節と泡ワインと》

皆大好き、たこ焼き。

合わせるなら、やっぱりビール・ハイボール派!
という方にこそ推奨したいペアリングが粉もん×泡ワインです。

ホームパーティーのおもてなし料理にも、喜ばれること間違いなしですよ。

豚イチジクとうずらチーズ焼き、カツオ出汁風味

【材料】

薄力粉          100g
卵            1個
塩            少々
サラダ油         大さじ1
【出汁】
水            500ml
カツオ節         15~20g
【具材/豚イチジク焼き】
A豚バラ肉         50~60g(厚切りベーコンでも代用可能です)
A塩            少々
A胡椒           少々
Aオリーブオイル      小さじ1
Aドライイチジク      2~3個(生イチジクでも代用可能です)
Aバルサミコ酢       大さじ1
A醤油           大さじ1
【具材/うずらチーズ焼き】
Bうずら卵の水煮      10個
Bチーズ          適量
B刻み海苔         適量
※分量:2人分

【作り方】

①鍋に水を入れて加熱し、沸騰したら火を止めて鰹節を入れる。約2分おき、布巾やキッチンペーパーとざるなどでこす。

②ボウルに薄力粉・卵・塩と①の出汁(約400ml)を加え、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。

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③Aの豚バラ肉は、塩と胡椒をすり込んで約10分おき、2cm角に切る。フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、豚バラ肉を入れて炒める。

④ドライイチジクは十字に4等分し、さらに2等分する。ボウルに、ドライイチジクとAの残りのバルサミコ酢・醤油を入れて約10分漬け込む。

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⑤うずら卵は破裂防止のために、爪楊枝などで穴をあけておく。チーズは、一口大に切る。

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⑥たこ焼きプレートの天板を熱してサラダ油を塗り、②の生地を流し入れる。半分にAの豚肉・イチジク、もう半分にBのうずら卵・チーズを入れて約1分30秒~2分焼き、形を整えながら竹串などで裏返す。

⑥全体にこんがり焼き色が付いたら、器に盛りつける。豚イチジク焼きにAの漬けだれ、うずらチーズ焼きに刻み海苔をかけて完成!

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豚の濃厚さ・イチジクの甘じょっぱい味わい、うずらのトロトロ食感・チーズのコクにかつお出汁の旨味が絶妙に絡み合う、ワインにピッタリの粉もんです。

泡ワイン(スパークリングワイン)をあっという間に飲み干してしまう、危険なペアリングです!

果実感たっぷりのスッキリ系泡ワインと合わせたい

黄色リンゴや柑橘に似たフルーティーさと、生き生きとした酸味を持つスパークリングワインが好相性です。

ひと口かじるとカツオ出汁の芳醇な香りと、とろんとした生地の旨味が口中に広がり、とめどなく立ち昇るスパークリングワインの気泡が心地よく調和します。

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フルーティーなスペイン産のカヴァフランス産のヴァン・ムスーは、特に相性バッチリですよ。

【ワインを合わせるコツ】

◎カツオ出汁・チーズの旨味には、同方向のアミノ酸の旨味を持つワインを合わせる。
◎バルサミコ醤油だれには、生き生きとした酸味があるワインを。
◎豚バラ肉・粉もんの香ばしさには、木樽由来のバターの風味を感じるものを選ぶ。
◎うずら卵・生地のねっとりした食感には、肉厚コク深いワインがオススメ!

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最後までご覧いただき有難うございます!
ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

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