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ワイン好きに捧げるレシピ#15《ラム肉とナッツと赤ワインと》

アスリートの方が積極的に摂取するほど栄養価の高いラム肉ですが、ご家庭で食べる機会は少ないのではないでしょうか。

そこで、今回は一般のご家庭でも簡単に作れるラム肉料理と、オススメの赤ワインのペアリングをご紹介します!

ラム肉とざくさくナッツの香草パン粉焼き

【材料】

ラム肩ロース肉      5枚(約500g)
ピスタチオ        約10個
アーモンド        約10個
大葉           6~7枚
パン粉          適量
ローズマリー       2~3g(乾燥でも代用可能です。)
塩            少々
マスタード        少々
オリーブオイル      適量
※分量:2人分

【作り方】

①ローズマリーは枝から葉を外す。

②大葉はみじん切りにする。

③ラム肩ロース肉は塩をふり、ジップロックなどの保存袋に入れて、①のローズマリーとオリーブオイルを加えて軽くもみ込み、冷蔵庫に2~3時間おく。

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④すり鉢に②の大葉と、パン粉・ピスタチオ・アーモンドを加えて、すりこ木で潰しながら混ぜ合わせる。

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⑤冷蔵庫から③のラム肉を取り出す。フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、ラム肉を入れて表面に焼き色をつける(軽く焼き固めるイメージです)。

⑥魚焼きグリルにアルミホイルを敷く。フライパンから取り出したラム肉をアルミホイルの上に置いて、一枚ずつ表面にマスタードを塗り、その上に④をのせる。

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⑦中火で3~4分加熱する。

⑧魚焼きグリルから取り出し、器に盛りつけて完成!

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ラム肉の野性的で濃厚な脂が口いっぱいに広がり、そこにピスタチオ・アーモンドの芳醇な香りと香草の爽やかな風味が加わることで、リッチな味わいの一皿が完成します。

お好みで、旬の野菜をトッピングしてくださいね(今回は、塩茹でしたブロッコリーとグリルした蓮根を付け合わせにしました)。

フルーティーかつスパイシーな赤ワインと合わせたい

ラム肉特有の野性的な香りに負けない、豊富な果実味とスパイス香を持つパワフルな赤ワインが好相性です。

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ラム肉と合わせるなら、やはりオーストラリア
ということで、マクラーレン・ヴェール産のシラーズを選びました。

煮詰めたチェリーやプラムのような凝縮感のあるアロマに、シラーズの特徴である黒胡椒を想わせるスパイシーな香り、メントールの清涼感がグラス中に充満します。

くせのある食材にも心地よく寄り添ってくれる、オーストラリアワインの懐の深さがうかがえるペアリングです。

【ワインを合わせるコツ】

◎ラム肩ロース肉の適度な脂と、凝縮した果実味適度なタンニンを持つ赤ワインを合わせることで、ラム肩ロース肉の脂質とタンニンが結合し、口当たりが軽くなる
◎ラム肩ロース肉の野性的な風味には、黒胡椒のようなスパイシーな香りを持つワインを合わせる。
◎大葉・ローズマリーのハーブ香には、同方向の清涼感を持つワインがピッタリ!
◎ピスタチオ・アーモンド・焼けたパン粉の風味には、同じく木樽由来の炒ったナッツの香りを感じるワインを。


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