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ワイン好きに捧げるレシピ#18《パプリカと豚ばら肉と白ワインと》

皆さんは、豚肉を食べるときに何を合わせますか?

筆者は最近、肉料理×白ワインのペアリングにハマっています
旨味のジュースが溢れる肉料理と、豊かな果実味・酸味を兼ね備える白ワインとの相性は最高です!

過去に鶏むね肉のペアリングをご紹介しましたが、今回は豚ばら肉に焦点を当ててみます。

パプリカとなすの洋風角煮

【材料】

豚ばら肉(ブロック)   600~700g
パプリカ         1個
なす           2個
卵            2個
にんにく         1片
ローリエ            2枚
塩            少々
胡椒           少々
オリーブオイル      小さじ1
A水            200ml
A白ワイン         100ml
B醤油           大さじ2
B蜂蜜           小さじ1
※分量:4人分

【作り方】

①パプリカは縦に2等分し、へたとわたを取り除く。2個とも4等分のくし切りにする。

②なすは、へたを切り落として縦半分に切ってから3cm幅に切る。

③にんにくは、薄く輪切りにする。

④卵は、沸騰させた鍋に入れて約6分加熱する(お尻に穴を開けておくと殻を剥きやすいです)。冷水に入れて冷まし、常温になったら殻を剥く。

⑤豚ばら肉は、約3cm幅に切り塩・胡椒する。フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、豚ばら肉を入れて火入れする。

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⑥鍋に⑤の豚ばら肉とAの水・白ワインを入れて加熱し、沸騰したらアクを取り除き、弱火で40分煮る(豚肉に竹串がすっと通るまで)。

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⑦鍋に①②、Bの醤油・蜂蜜、にんにくとローリエを加えて、弱火で20分煮る。

※圧力鍋の場合は⑥の工程で⑦の調味料もすべて入れて、約20分加熱してください。

⑧器に盛りつけ、ゆで卵(煮汁が常温まで下がったら、ゆで卵を入れて漬け込むと味が浸透します)を添えて完成!

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お箸で簡単に切れるほどやわらかく肉厚な豚肉、くたくたで甘味のあるパプリカ、とろとろのなす、旨味がしみ込んだ濃厚な半熟卵を堪能できる一皿です。

一緒に煮込んだ白ワインの酸味の効果で、豚肉の脂身をすっきり軽めに仕上げた洋風の角煮です。

フルーティーでまろやかな白ワインと合わせたい

カリンやアプリコットの黄色い果実のアロマに、トーストやバターのような複雑な香りを併せ持つ白ワインがオススメです!

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今回は、フランスのブルゴーニュ地方のシャルドネを合わせてみました。

熟したフルーツのアロマとヨーグルトのようなまろやかさ、ロースト香がソースの一部かのように感じられる、比較的挑戦しやすいペアリングです!

【ワインを合わせるコツ】

◎パプリカの甘味には、ふくよかな果実味を持つワインを選ぶ。
◎豚ばら肉の風味には、木樽由来のトースト香やヨーグルトを想わせる製品の香り・コクのあるワインを合わせる。
◎煮汁に使う白ワインは、もったいない気持ちを抑えて実際にペアリングするものor同品種のものを使うべし!

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最後までご覧いただき有難うございます!
ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

instagramでは、実際にnoteレシピにペアリングさせていただいたワインと気まぐれに着物について発信中です♪

美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。




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