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ミャンマーを知ろう♪

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ミャンマー関連の記事を取りまとめました。 1つの記事に、6~8時間程度かけて、ファクトチェックもして、コツコツと丁寧に作り上げています♪
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記事一覧

㊴ミャンマー情勢(ミャンマー人男性の国外脱出制限)5月15日情報追記

5月3日にYahooニュースに以下の記事が掲載されました。 ミャンマーのNewsがYahooニュースに取り上げられるのは珍しいことです! ミャンマー軍事政権“国外就労”男性の出国を一時禁止 兵役逃れ防ぐ狙いか(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース さて、前回㊲で、多数のミャンマー人が日本を目指していることを解説しましたが、まさか、その動きに歯止めをかける行為が起きています、、、 記事を引用します。 さて、今回のミャンマー政府による急な措置(=男性の渡航許

㊳ミャンマー情勢(ミャンマー経済の分析方法?)

みなさま、それぞれ思考の型があると思います(これをコンサル業界ではフレームワークと呼びますね)。 コンサル業界でのフレームワークについて学ぶには、以下の本が必読です。 ※コンサル就職を目指す学生には必読書とお伝えしています。 ミャンマー経済分析の反省(-_-) 社会科学の学問分野では、様々なフレームワークがあります。 私は、経済学部出身ですので、1→2→3の順番で経済を見てしまう癖があります。学部で習う順番です(IS曲線→LM曲線→フィリップカーブ) これを日本の政

㊲ミャンマー情勢(日本のミャンマー人)

さて、前回㉞で「ミャンマー人の国外流出!」を取り上げました。 今回は、ミャンマー人の流入先である日本の外国人の最新データをお示しします。 私の知り合いで、ミャンマーに縁のあるため、ミャンマー人のために何か役立ちたいと思っている人が多数います!!! そういった人は、ミャンマーから逃れてきて、日本に暮らしているミャンマー人に対して、何かしらの支援ができます♪ かくいう私も、日本でミャンマー人に何かしら情報面で貢献をしたいと思い、2023年に行政書士の試験に合格しました。

㊱ミャンマー情勢(Part2:ミャンマー人の強制徴兵!)

今回は、ミャンマー人の徴兵制について、40日前の前回記事からのアップデート情報をお伝えします。徴兵制の詳細は、前回記事をご覧ください。 2月10日(土)の徴兵制の発表から、約1ヶ月以上が経過する現在、既にヤンゴン市内でも、全国的にも実質的な徴兵が開始されています。 経緯 なぜ、4月22日(軍が元々言っていた徴兵時期)を待たずに、国軍による住民の連行やくじ引きが行われているのでしょうか? 国軍のインセンティブ 結果として、現場の国軍兵士が、拉致→身代金要求→解放→場合

㉟ミャンマー情勢(ミャンマー人の強制徴兵!)

前回からだいぶ時間が経過してしまいました。 2024年2月10日(土)から、ミャンマーの若者に激震が走っています。 きっかけは、国軍が、国民の強制兵役を可能とする人民兵役法(People's Military Service Law)の施行です。 兵役の対象は以下です。 なぜ徴兵制が開始されたの? なぜ、徴兵制が開始されたのでしょうか? これには、2023年10月27日(1027作戦)に、ミャンマー国軍が大敗北を期したことが関係しています。 国軍が負けた相手は、

㉞ミャンマー情勢(ミャンマー人の国外流出!)

前回、ミャンマーの経済状況を記載しました。 今回はミャンマー人特集になります。 桐島が、大学やセミナー等でお伝えしてきた内容の総まとめです。 ミャンマーの教育制度 まずは、ミャンマー人の教育制度の紹介です。 非常にアクセス数が多いコンテンツになり、感謝致します(*‘ω‘ *) ミャンマー人の日本語ブーム 1年に2回(7月、12月)開催されるJLPT(日本語能力試験)という試験があります。 2022年12月のJLPTの受験者数は、以下の通りでした。全世界で約43万人

㉝ミャンマーの経済状況(経済制裁関連)

今回は、珍しくミャンマーの最近の経済情勢を解説します。 ※8月9日に「シンガポールの銀行の動向」を追記 ミャンマー経済の基礎(世界銀行のレポート) まず、はじめにミャンマーのような途上国には、往々にしてデータがありません。 そのため、データ取得、データ作成、データ分析をできる世界銀行のレポートは貴重です。 半年に1度発行されているミャンマーのレポートがありますので、ミャンマー経済の詳細を知りたい方はご参照下さい。 Myanmar Economic Monitor Re

㉜ミャンマーを俯瞰する旅、第十二弾:バゴー

最近、PCが不調だった桐島です。 不調を修復しようとして、色々と試して、最終的にHPの修理センターに持参したところ、既に過去のデータが削除されていると言われました( ;∀;) 普段から、自分のPCのデータを保存していなかったことを、後悔しました。 さて、今回は、6月3日、4日でヤンゴンから近場のバゴーに行きました。 ヤンゴン市内からは、約1時間40分で行ける距離です。 シュエターリャウン寝仏(Shwe Thar Lyaung Pagoda) バゴー名物の、寝仏です。

㉛ミャンマーを俯瞰する旅、第十一弾:チャウンター・ビーチ

2023年5月の記事です。これまでのグエサン・ビーチ、コータウン、ガパリ・ビーチに続いて、はじめてのチャウンタ―・ビーチでした。 これまでのビーチは以下です。 ㉓2021年12月24~26日:パテイン、グエサン・ビーチ ㉕2022年1月14~16日:コータウン ㉖2022年11月17~20日:ガパリ・ビーチ ヤンゴンから車で、約6時間で到着します。 グエサン・ビーチの北に位置していて、ヤンゴンからパテインまでは同じルートをたどり、パテインから少し北上するとチャウンタ―

㉚ミャンマーを俯瞰する旅、第十弾:タウンジー、カロー

2023年3月の記事です。 2022年1月にピンダヤ、カロー、タウンジーに行きました。その時に案内して下さったガイドさんと仲良くなったので、再度2023年3月に訪れました。 前回の記事は以下です。 今回は、3月18日にタウンジー1泊、19日にカローに1泊というスケジュールでした。 まず、タウンジーでお出迎えしてくれたのは、綺麗な紫の花(Sein Pan Pyar)でした。 イチゴ農家 タウンジーに到着後に、まずはイチゴ農家に行きました。 この時期(3月)は、イチゴ

㉙ミャンマーを俯瞰する旅、第九弾:ピンウーリン(メイミョー)+まとめ

2022年4月の記事です。 2022年の水かけ祭りの休暇の真っただ中の4月13日から、ミャンマーの避暑地のピンウーリン(メイミョー)に行きました。 ミャンマー人の友人に涼しい場所を聞いた所、「カロー」か「ピンウーリン」ということでしたので、行ったことがなかった「ピンウーリン」に行くことにしました。 マンダレーの近くで、空港からの距離は約80kmで約2時間で到着します。 19世紀後半のイギリス植民地時代に、イギリス人が見つけた避暑地です。海抜は1,100mあるようで、涼

㉘ミャンマーを俯瞰する旅、第八弾:ヤンゴン市内(Japan Pagoda、Hlawga National Park、Htauk Kyant War Memorial Cemetery、Thar Du Pagoda)

2022年1月の記事です。 前回の引き続き、ヤンゴン市内の観光スポットです。 シンガポール人が腕にオレンジ色のミサンガを巻いていたので、それは何と尋ねたところ、“Have you visited Japan Pagoda?”と聞かれて、「それは何?」と聞き返すと、「え、あんた、それも知らないの!?」と言われて、恥ずかしい経験をした所から、今回の旅行は始まります。 何故か日本人にはあまり知られていませんが、ネットで検索したところ、「日本人が守ったミャンマーの心」という記事

㉗ミャンマーを俯瞰する旅、第七弾:ヤンゴン市内(Midstream Kyauktan Pagoda, Kyaik Khauk Pagoda等)

2021年11月の記事です。 今までは、ミャンマーの特集でしたが、ヤンゴン近くの旅になります。 以下の旅のしおりを準備の上、近くの観光地を訪れました。 2021年11月13日(土)の旅のしおり <スケジュール> ●8時30分:ヤンゴン市内出発         ●10時:渡し船でMidstream Kyauktan Pagoda(ကျိုက်မှော်ဝန်းရေလယ်စေတီတော်)到着 ●11時40頃:Pagoda出発  ●12時頃:Super Hotel T

㉖ミャンマーを俯瞰する旅、第六弾:スキューバダイビングとガパリビーチ

前回のコータウンでのスキューバダイビングをきっかけに、ヤンゴンでスキューバダイビングを始めることにしました。 ヤンゴンで気軽に資格が取れるスキューバダイビングは、SDI(Scuba Diving International)でした。 スキューバの世界では、PADI、NAUI、SSI等、国際的に使用可能なライセンスを発行している機関が乱立しているようですが、ミャンマーでは選択肢が無いため、迷わず一択でした。 SDIのスクールは、シンガポール人のJeremyという方が、