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仕事って憂鬱

最近ハマっているポッドキャストがある。

『スポーツが憂鬱な夜に』


Twitterのスペース時代から聞いている。
きっかけはお二人の書籍を読んだこと。
書籍を通して感じたことはそれだけで記事が書けるので、別の機会に。
第一印象だけ書いておく。

まずは河内さんの『競争闘争理論』を読んで衝撃を受けた。
「日本サッカーが世界に近づくのに足りないものは何か?」というテーマに対して、スポーツという大きな枠組みから考え、論理を展開していく流れにドハマりしてしまった。

続いて、井筒さんの『敗北のスポーツ学』。
元Jリーガーで25歳で現役を引退し、現在はクリアソン新宿の社長を務める井筒さんの実体験をもとに書かれている。飾り気のない、アスリートの本音に深く共感した。

人生初のラジオ投稿

ポッドキャストを聞き始めたことをきっかけに人生で初めてメール投稿をしてみた。自分の中でかなり思考し投稿しているので思考の軌跡を残してみようと思う。
(こないだ、URL付きのメール送ったらそれはブログだとお二人から言われて我に返り、noteを再開したのはここだけの話。笑)

仕事って憂鬱

仕事って本当に憂鬱です。毎週思います。

私の仕事は大学生の就活のサポートです。
大半の学生は「できれば働きたくない」「したいことがない」という状態で就職活動を始めます。そして、自分にとって理想の会社がない(もしくは入れない)ことに絶望感や虚無感を覚えます。
最終的に理想の自分に折り合いをつけ、世間との妥協点を探すように就職先を見つけていきます。
社会に出るスタートラインに立つ前から皆憂鬱なんだと思います。

自分自身も仕事をしている中で、上手くいかなくなると時々「自分で人生を止める自由があってもいいのではないか」「あーもう◯にたい」と希死念慮(きしねんりょ)の気持ちが浮かんでくることがあります。

そんな時に出会った吉野弘さんの『I was born』という詩に出会いました。

人間って主体的に人生を始めたわけではないから
憂鬱な気持ちが生まれるのではないか。

I主体的に生まれてきた訳ではない私たちは、
何のために生まれてきたのだろう?

この記事は衝撃的だった。
色んな活動をするために人間は生きており、そのために睡眠を取るのだと思っていたが、その常識を覆す研究があった。

研究によれば、脳がない生物でも睡眠のような状態(睡眠様状態)があり、人間のように周期的なリズムがあることが分かっている。つまり生物の進化の過程において睡眠が先にあり、その後脳が発達し複雑な思考をし始めるようになったと。

少し乱暴になりますが、この説に従えば私たちは働くために生まれてきた訳ではなく、働くことに最適化された生物ではないと考えるようになったら少し気が楽になりました。

今日は、一旦以上です!
おやすみなさい。