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【髑髏黒板学校】黒板の書き方講座その6【チョークは白、もしくは単色で!】

私の書く黒板は白黒です。
どうしてかというと、白黒という単純さが好きなのと、素早く黒板を書き上げるためです。

色々な色があると楽しいのですが、どうしても「何色にしよう?」という選択の時間が入ってしまい、その分黒板を書くのが遅くなってしまいます。
後述しますが、黒板は作品ではなく表示です。
うんうん唸って書いてもいいのですが、サッと書いて掲示したいもの。
「何色にしよう?」と考える時間を短縮するために、白単色でいきましょう。
・白いチョーク
・黒い黒板
このセットがあればどこででもすぐに黒板を書き始めることができます。

私もジョブズを見習って頭皮に毛根は配置していません。

【例えば屋外のマルシェなどで…】
屋外で開催されるマルシェなどはテーブルすらなかったりするので、ガードレールに座って黒板を膝に乗せて書き始めたりします。
このフットワークの軽さが店頭黒板の最大の戦闘力。
ささっと商品を並べて、主力の商品がきっちりかっこよく並んだら、その商品の名前、ボリューム、価格を大きく書いておすすめのコメントを添える。
大げさにいうと、この黒板だけでショップスタッフがもう1人増えたようなものです。
そして雨が降ってきました!
屋外のマルシェで雨は致命的…!
鮮度が大切な食品やお花などはなるべく持ち帰りたくはありません。
黒板をすぐに拭いて「雨の日セール!」と書いて在庫を減らしましょう。
さて、夕方にさしかかり雨も止んでお客さんも戻ってきました。
朝に並べた主力商品も少なくなり、お店の顔がわかりにくくなってきました。
幸いにもサブ商品はまだ在庫があるので、ここは主力商品とサブ商品の組み合わせの提案をしましょう。
基本的に店頭の黒板は「この商品いいよ」という内容でいいのですが、できれば「この商品を購入すると、こんな楽しみ、暮らしができるよ」という提案をしたいもの。
主力商品とサブ商品の組み合わせを黒板に書いて、お客さまに新しい提案をしましょう。

【店頭黒板は「作品」ではありません。表示です】
店頭黒板で手の込んだ絵を描いて掲示してあるのをたまに見ます。
個人的には「おっ!すごっ!上手い!描き方教えて!」などと思ったりするのですが、結果的にはそれだけの感想になってしまいます。
そういった黒板が間違いだ!とは決して言いませんが、やはり黒板は販促活動のために使いたいもの。
手の込んだ絵に時間をかけるよりも、ささっとおすすめの商品の紹介をしてお客様をおびき寄せましょう。

まあお尻出していて気持ちいい季節ですからね。

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