毒親の敗者復活戦

このように学習児はチェロをメインの楽器としてやることにしたので、ダブルベースで不定期に受けているプロオケ奏者のレッスンはキャンセルを承諾してもらいましたが、定期で受けているレッスンは急にやめると先生が困ります

だからというのもあって、私が学習児の1/4サイズ(レンタル)の楽器でレッスンを引き継いで受けることにしました😂

私がチェロ命なのはこれから先も変わらないと思いますが、学習児のダブルベースの練習、レッスン、課外活動に関わっているうちに、ダブルベースの音っていいなあと思うようになってきていたのです。とくにオーケストラにダブルベースの音が加わると、弦全体の音が豊かになって魔法のようです

実は昨年末には某ソーシャルメディアのオンライン合奏で、独学なんちゃってコンバス奏者としてこのようなものにすでに参加しています😂

つい最近までヴァイオリンとヴィオラをがんばっていて、夜中のコソ練をするためには練習用ミュートをつけただけではやはりうるさくてオットに嫌われるためエレキの5弦ヴァイオリンを買い、それにさらにミュートをつけてコソ練していましたが、ダブルベースの場合は普通にミュートをつければ苦情は来ないので、たぶん大丈夫か、もしくはオットの耳が遠くなっています😂

ヴァイオリン、ヴィオラのミュートに比べてダブルベースのミュートのこのデカさ、みなさんはどう思われます?😂

せっかくレッスンをするのであればわかりやすい目標があったほうがいいと思うので、某国の試験制度 MTB (Music Teachers Board) から Grade 3 を目指すことにしました。Grade 3 というと初級レベルの中ではいちばん難しいという程度のものです

(MTB は最大手の ABRSM や Trinity と比べるとまだまだ利用者は少ないですが私はよい制度だと思っていて、この制度の良さがもっと多くの人に知られることを願っています)

準備するのは所定の音階、基礎練習曲、選曲リストから3曲、所定のデュエット、そして音楽理論に関する口頭試験です

これを学習児の先生に伝えたら快諾してもらって(学習児の件については残念だと仰っていただきましたが)今日から私がこの先生の生徒です🤓

早速最初のレッスンを受けました

速攻でヴァイオリンとヴィオラのときとまったく根源が同じの悪い癖、左手首がクネクネするのを指摘されました😂小さな楽器の場合は悪い癖であるだけで済むかもしれないけれど(実際は小さな楽器でもよくない👎)、大きな楽器の場合はこのままでは体に負担がかかりすぎて故障が起きるので必ず治して行きましょうと言われました

左手首は捻らない、肘から指の元の関節まで真っ直ぐを保つ

次に縦に置く弦楽器で真っ直ぐに弓を動かすのはどういう原理なのかこと。こちらは言われたらすぐにわかって、開放弦で弓だけに集中すればすぐに治りましたが、左手が忙しくなってくると元の木阿弥😂もちろん先生もそれはわかっているので、練習を続けて向上させて行きましょうということ

縦の楽器でも、弓は左右に動かすというよりもダウンで下方向に押してアップで元に戻す動きを意識する

そして低弦楽器で良い音色を出すときの弓の使い方、そもそも良いダブルベースの音色とはなんなのか、そして楽譜には書かれていなくてもお決まりのこととか。こういう話は大好物です😂

最後にダブルベース奏者はリズム感は完璧でないとダメですって😂😨

しばらくダブルベースをやりたいのでヴァイオリンのほうはそちらの先生にお休みしますとお願いしたところ、ヴァイオリンの先生はダブルベースで楽器を鳴らせるようになるとヴァイオリンの音色もよくなるから大変有意義なことですって仰ってた✨

ヴァイオリンもヴィオラも努力しても下手なままだったけれど、ダブルベースではもっとマシになって少なくともオーケストラでの人手不足に貢献できて感謝されるくらいに弾けるようになりたいなあ

(オーケストラの人手不足はヴィオラが最も深刻なので本来ならそこで貢献したかったのですが、ヴィオラはいつまで経っても下手だし、加えて内声の譜読みは難しいのです)

こうして毒親の敗者復活戦が始まった

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