用務員さんが悩める高校生にそっと寄り添う、ほどよい距離感を描く青春マンガ『スクールバック』
どーも、どこまでもです。
今回は、ある青春マンガをご紹介します。
それがこちら。
2023/7/12発売、小野寺こころ「スクールバック」1巻です。
作品概要
伏見直(ふしみ なお)は、美人で背が高く、生徒からの人気も高い、とある高校の用務員。
そんな伏見さんと、悩みを持つ生徒との交流を描く、青春マンガ。
心理描写が丁寧で上手い作品。
この作品は、生徒たちが悩んでいる気持ちの部分を大事にしている作品で、そこに大きくページを割かれています(1巻あとがきより)
思春期特有の、周りの大人に対してもやっとする気持ちの表現が多いので、若い世代の方が共感できると思います。
生徒と用務員さんという、近すぎず遠すぎずな距離感がいい。
学校関係者だけど、生徒や教員と近すぎない、用務員さんというポジションが非常に良い仕事をしています。
子供のことを思う親心であったり、教師という立場からの生徒へのアドバイスももちろん間違ったことばかりではないのですが、そういった感情がが一切ない、ひとりの大人として正しいと思うことをしているだけの存在に救われることもあるんじゃないでしょうか。
まとめ
作中に出てくる高校生たちに共感できるか、そして伏見さんのようなタイプの大人に救われたいかという2点に該当するならば、間違いなく好きになれる作品です。なので先述したように、若い世代(特に現役の学生さん)にはより刺さるような作品だと思います。
気になる方は1話試し読みからどうぞ。
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