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【#転職】組織の歴史を知ると働き方と立ち位置がわかる


僕は好きなものがあると、
その成り立ちや歴史背景、
ヒーローや創設者なと調べちゃう
癖があります。
現在もギターの練習そっちのけでレスポールの歴史を調べたりしています。(練習しろ)
それを仕事にも当てはめているという話をしたい。

僕はあまり頭が良くなく、
自分の能力そのものには自信がありません。
なので、工夫でどうにか闘えるようにならなければなりません。
その一つだと思っていただければ。

超凡人の僕は工夫でバフをかけないと戦場には出れません。


皆さんは自分の会社や組織や部署の成り立ちや歴史背景を知っていますか?

入社するときに会社の経歴くらいは調べたかもしれませんね。

僕は転職して入社後に、
所属部署の成り立ちや歴史背景を『徹底的に』調べます。

(変ですかね?)

誰が組織を立ち上げたのか、
どういう背景でこの部署ができたのか、
何故この事業をしているのか、
現在の主役は、
今のメインのお客様は、
外部にキーマンは居るのか、
をです。

僕が所属してきた全ての部署について同じように調べています。
きちんとそれをまとめているわけではないのですが、

興味を持って
『それを知ってる人』に話を聞きに行くんです。
飲み会や立ち話でもいい。

この物語がどう始まったのか『プロローグ』を確認する感じです。

頭の中で相関図を作ります。
誰とどこが繋がっていて、
そしてこういう仕事が生み出されている
というのがわかります。

会社の仕事なんて移り変わりが早いものです。
なので、『いまいまの仕事について』なんて歴史は浅いものが多いです。
登場人物はだいたい会社にいるし、
話が聞けます。

僕は転職するしないに関わらず、必要な作業だと思っています。
これは、組織人として歯車から『自らが動力』になるための作業です。
自分の仕事の手綱を握るために必要な情報だと思うのです。


僕は今の会社で5年目ですが、
自部署の成り立ち20年ほどの歴史をおさえています。
大きな会社は歴史が長いと、組織が機能ごとに分割され細分化される傾向があります。

ですから、会社の歴史が長い場合は
今の部署って『ある人』から始まるケースが多いです。

『ある人』が独自に始めたキーアイテムやスキルが特化されてチームになり組織化していく。
だから、『俺が始めた』『私が作った』って言う人もいらっしゃると思います。

彼らが仕事の壁打ち候補になります。

組織ができるのは経営指示だと思うかもしれませんが、
そこには必ず『今後会社にこれが必要だ』という現場の意見が反映されています。
時流や経済背景もあると思いますが『誰か』がいるんです。

そういう方を押さえていきます。

半分趣味です。

これがわかるようになると、

『会話が通じるようになる』
『会話がわかるようになる』

すると、
『ドイちゃんって昔から居る人みたいだよね』
と言われます。

即戦力ってこういうことでしょう?

中途採用者(転職組)は『即戦力』として雇われています。
人数合わせではありません。
まして、アラフォーたるもの『どこの馬の骨』であるわけにはいきません。

「まだ入ったばかりだからね」
とか
「まだ仕事わからないよね」
とか言われたら悔しい。

ワンピースのシャンクスのように、
『この戦争を終わらせに来た!』
くらいの顔をしてるべきです(強気)

気持ちはね。気持ちくらいはね。

『全部わかってる僕が来ました』

くらいハッタリかましてやりましょう。


その歴史背景がたまに自分に繋がることもあります。
世間は意外と狭いのです。

⭐︎⭐︎⭐︎これは前職の話⭐︎⭐︎⭐︎

割と大きな会社のシステム部門、
さらに福岡支社への所属でした。

本業はシステム開発ではない会社なのですが、会社の経歴にふと現れたシステム開発事業はだんだんと勢力を増して全国各地に支社と凄腕マネージャーを輩出していました。

キーマンはどうやらトップの2名。

このお二人はどうももともとは外部ベンダーとしてIT化のための仕事を外注の立場でしていたらしいのだが、
そのときベンダー側社長の口利きでそのまま入社、
そしてシステム事業部門を立ち上げ、今にいたる。
現在はこのお二人はコーポレート本部の本部長クラスになられている。

ここからが奇なる話、
このお二人を送り出した社長
僕が社会人新人のころの上司の『恩人』である事がわかり、そして僕も東京で少し仕事で関わらせてもらった『IT界隈の巨人』だったのです。
webがこんなに当たり前ではなかった時代のIT黎明期を作った方といってもいい。

部門トップとの繋がりは喜ばしいチャンス。
福岡支社の上司にもきっと都合のいいアイテムになるはず。
やりたい事、やるべき事、部門の役割
弱み強みをおさえていって
その時の上司と話をしながら
僕はそうやって立ち位置と動き方を決めていく。


それがこの話につながります。
(有料記事で申し訳ない)


そういう意味では、こんな動きや話をさせてくれる
新人のときの元上司と、
前職の若い元上司も、
現職の上司も、
エンジニアとしての強さ、
素晴らしい人間性とスキルと度胸には
今でも頭が下がる想いです。
ヒトに恵まれているなと感じます。

僕なんかを雇っちゃって。


宿題やテストにでるわけじゃないので
全部を覚える必要はなく、

話ができる、
仲間になる、
身内になる、まで

を最短でやるのを目的に、
背景を共有できる人材になるのがいいと思っています。

序盤に『物語』という言葉を使いました。

そしてこれはあなたの物語です。

この会社の歴史に
転職してふわっと降り立ったあなたという歴史上の人物が
これから立ち回るのに必要な情報をぜひ自ら獲りに行ってください


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あとがき
【転職者は燃料として消化されるな】

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