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TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024に行ってきた話

2024年3月3日、東京マラソンが開催。



実はマラソン観戦がなかなか好きで、東京マラソンは毎年テレビで観戦しているのだが、この日は都内の他のイベントに参加する予定があった。

そう、吉祥寺にて開催されたTOKYO INDIE GAMES SUMMIT


その名の通り、インディーゲーム制作者の作品展示がメインのイベントなのだが、自分には展示できるものがまだ無いのでもちろん客としての参加である。

イベントは10:00開始だったのだが、利用する交通機関の都合上、どうしても東京マラソンの影響を受けそうだったため、近辺が落ち着きそうな正午くらいに会場入りしようと計画を立てていた。

…正しくは、計画を立てながら寝落ちしていた。

寝落ち→最寄り駅まで移動するバスがなかなか来ない→電車遅延に巻き込まれるという散々なコンボをかまして焦るなか「天気がとても良い」ということだけでどうにかメンタルを持ちこたえ、午後XX時に無事に吉祥寺到着。

数時間しか現地に居られなかったものの、とても充実した時間を過ごせたので、レポートとして書き残しておくことにする。




スタンプラリー

メイン会場で受付を済ませ、もらったパンフレットを確認してみると、どうやら豪華賞品が当たる(かもしれない)スタンプラリーがあるらしい。
実はこのイベント、小さなサブの会場が近場にいくつか設けられており、スタンプラリーという形式を取って全ての会場を見てもらおうというものだった。


チェックポイントは6か所!


ところでパルコだけ絶妙に遠くないですかね?ということで、メイン会場から離れた場所から徐々に制覇していくことに。

途中、マルイでイベントグッズ(ランダム缶バッジ)を購入したり、デジタルハリウッドSTUDIOで学生さん達が作成したゲームを遊ばせてもらったりと、サブ会場は展示所こそ小さいものの、インディーゲームが好きな人にとっては興味を惹かれる様々なものが置いてあり、良い感じに工夫されているなと思った。

その中で、自分が特に興味深いなと思ったのがこちら。


キッズプログラミングアカデミー

キラリナ京王で行われていた、子供向けのプログラミング体験教室。

内容としては、プログラミングって何?という説明から始まり、簡単なゲーム制作を楽しく体験しよう!というもの。
子どもの頃の成功体験ってすごく覚えているものだったりするよね。

確かに吉祥寺という立地もあってなのか、インディーゲームのイベントにしては子連れの方も多くて、面白いな~と自分もちょっとだけ見学させていただきました。
元々大学時代に塾講師のバイトをしていたのもあって教えることが好きなので、いずれゲーム制作に慣れてきたらこういった取り組みにも携われたら良いなと。

しかしこの中から将来のゲーム業界を担う逸材が出てくるかもしれないと思うと楽しみですねぇ(話が広がりすぎ)


ガラポンとくまモン

メイン会場に帰ってきたら何故かくまモンが居た。


本日1番思考が停止した瞬間


そしてスタンプラリーを制覇したら挑戦できるガラポンは当然のごとく外れた。何てこったい。



気になった出展タイトル紹介

さて、こちらが今回の記事のメインディッシュ。
ただ冒頭で述べた通り会場に居た時間が短かったのと、予想以上の混み具合で試遊がなかなか出来なかったため、今回は制作者さんとお話しさせていただいた作品のみの紹介とする。
どれも本当に面白そうなゲームばかりなので、Steamのウィッシュリストの準備をお忘れなく。


BANDIT KNIGHT

まず、第2回 GYAAR Studio インディーゲームコンテスト プラチナ賞の受賞おめでとうございます!!!
制作者さんとは以前参加したゲーム制作のもくもく会でお話しさせていただいて、「今日はこれ絶対に試遊させていただく」と心に決めてきた作品でした。大反響の中どうにか目的達成できてよかった。

綺麗なドット絵と快適な操作感で爽快感があり、とても遊びやすかったです。出来るアクションも徐々に増えていくため、遊べば遊ぶほどハマっていくんだろうなと思いつつ。
そして確かに、決定ボタンどうする問題は迷いどころだなと納得(この話は長くなりそうなので割愛)


世界滅亡共有幻想マミヤ

「ひとりで8年かけて完成させました」の文章が目に入り、凄すぎる…とポカンとしながら眺めていたところ話しかけてくださいました。あの瞬間本当に嬉しかったです!
既にリリースされているので試遊は冒頭部分のみだったけれど、絵が言葉で表せないレベルで綺麗。制作者さんのXによると「マミヤが友達の4人を助けるノベルゲーム」らしいです。凄さはSteamの評価を見ればわかる。

会場で販売されていた、ゲーム完成後のあとがき本が売り切れていて、やっぱり個人制作で完成まで持っていくまでのノウハウとか努力とか苦労とかみんな気になるよねって思いました。


ELEMASTA

ドット絵オープンワールドRPG。この言葉でワクワクしないゲーム好きはいない。
試遊させていただいた内容は一般的なRPGで言うサブクエストや仲間が大量に出てくるような感じで、作業っぽくなってしまうかなと思いきや、実は主人公には隠された能力があり…という裏で凄く練られたシステムになっていました。

制作者さんに聞いたところ、好きに作っていたものをSNSで報告していたら徐々に反響が大きくなってここまできたのだとか。世の中が欲しているものとマッチしすぎている!


Romp of Dump

こういうダークな雰囲気のゲームが無性に気になるのは、とんでもない非日常体験を味わえそうだからなのだろうか。
タイミングが合わず現地での試遊できなかったのですが、お話しさせていただいたところ早期アクセス版が遊べるとのことで、制作の合間にぜひ遊ばせていただこうと思います。
好きなキャラのカード1枚貰って良いですよ~と言われ直感で取ったのですが、果たしてプレイ後の自分はどんな感情を抱くのか…!

「フェイ」というキャラらしい


コメンテーター

誰でも気軽に広い範囲へ発信ができるようになった今、「自分のコメントに責任を取れるか」というキャッチフレーズは刺さるものが。完成したら話題になりそうだなと感じました。

制作者さんのnoteを見つけたので拝見したところ、なんと制作を始めて1年経たずに出展側になっていたことが判明。自分も頑張ろう…と(一方的に)勇気を貰ったので、ここで感謝の言葉を述べておきます。そして何より完成を楽しみにしています!


Eye On The World

ウォーリーを探せのような、指定されたオブジェクトを探すゲーム。印象的だったのが、小さいお子さんが多く試遊していて、老若男女幅広い層が楽しめそうなゲームだなと感じました。

そしてずっとどこかで制作者さんの名前を拝見したことがあったな~と思っていて、ようやくそれが判明。インディーゲームのイベントやもくもく会の情報をまとめた記事を書いていらっしゃっていて、実は自分もその記事で情報を得ていたという。その節はありがとうございます!



おわりに

以上、数時間しか会場にいなかった人間によるイベントレポでした。朝からいたら複数記事に分けないと終わらなかったなこれ…。
今回のイベントも、出展側・参加側双方がゲーム愛に溢れていて素敵な空間でした。人の多さはしゃーない!


ランダム缶バッジ開封結果

記事で紹介したゲームが出なかった。だがそこが良い!


それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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