小学1年生の児童と生活をすることになったみなさんへ
どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。
あっという間に4月の中旬です。すでに今年も残り8ヶ月強となったわけで、ここまでの3ヶ月間は本当に存在したのかってぐらい人生の体感速度が爆速化していることに驚愕するばかりなのに、切り傷をはじめとした、あらゆる回復速度は遅くなるばかりでため息が出ます。
4月といえば、キラキラなランドセルを背負った小学校に入学したばかりの子どもたちが目に入ってきます。大人たちに付き添われたり、手を引かれたり、近所の上級生たちに見守られながら登校する様子をみると、なんというか、安全に暮らせている土地に安心感を覚えることができます。
なんというか、ワクワクしますよね。未来しかない子どもたちの姿を見ると。
別に意地悪な言い方をしたいわけではないのですが、このキラキラした子どもたちも数%の子どもたちは学校に行けなくなるし、何かしらの要因によって長期間、学校に通えなくなる子たちが出てくることでしょう。
以下は文部科学省が公表している不登校や長期欠席についての状況をまとめたものですが、数値的な事実として、不登校となる児童・生徒数は漸増傾向ですし、長期欠席者となると40万人を超えています。
しかも、小学生や中学生の数は少子化の影響によって減少しているのにも関わらず、不登校や長期欠席者数は増加傾向ってことは、当然、その比率も高くなってきていることになります。
日本財団が2018年に公表した調査によれば、まだ中学生の長期欠席者数が15万人だった2018年でも不登校予備群も含めた不登校傾向にある子どもの数は33万人としており、実際に不登校となっていた10万人も含めると43万人。文部科学省が公表している『学校基本調査』を見ると、中学校の生徒数は2023年度(令和5年度)で317万人だそうですから、実に10%以上もの生徒が該当することになります。
何が言いたいかっていうと、統計的な事実として、十人に一人は小学生だろうが中学生だろうが関係なく、不登校をはじめとした「学校に通えなくなる」のです。
今、目の前でキラキラと輝いている子どもたちにも、いつか、学校内で心の置き所がなくなってしまうことは可能性として存分にありますし、その可能性は否定できるものではありません。
学校に行けるのであればいいですが、もし、学校に行けない時期が来たとしても、そういう子どもたちは日本中にいますから保護者のみなさんは「うちの子だけ…」と孤独感を覚える必要はありません。
もちろん、子どもたちが行けないなら行けないなりに対応する必要がありますが、そんなことに目くじらを立てたり、イライラする必要などまったくないのです。
弾けるぐらいに眩しい笑顔を誇る子どもたちが、しっかりとした笑顔を出してくれるのであれば、その笑顔を大事にしていけばいいじゃないですか。
大事なのは、学校に行くとかいけないではなく、その子の居場所を確保することです。ニコニコと生活していきましょうよ!
蛇足ですが、世間一般では、保育園との預かり時間の違いに対応することが困難となる事象を小一の壁と称しますが、それとは別に『歩行中の交通事故による死傷者数』が最も多いのが7歳って事実もありますので、ちょっと気をつけましょう。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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