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フリーランスの健康診断を受けない問題は会社が負担する雇用慣習にあるのではないか説

 どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

 在宅で働くフリーランスと自称してますが、実のところは引きこもりの失業者だろうと妻さんからなじられています。これを公開する日、ぼくは健康診断を受けに行くのですが、暦年齢で40歳を迎えるので自治体から各種がん検診などの補助が出る年齢でもあり、割と充実した健康診断を受けることが可能なため、うれしく思っている次第です。

 ところが、同じく個人事業主だとかフリーランスとして活動をする人たちで健康診断を定期的に受診をする人は多数派ではないらしく、2021年と少し前の調査ではありますが、クリニックTEN渋谷が行った調査によると(関東在住の)フリーランスで年に一回の健康診断受診率は28%だったそう。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000077791.html

 その理由について聞かれると、「予約が面倒」だとか「健診の申し込み方がわからない」といったものがあり、正直、健診の申し込み方がわからないってのは情けない話だとは思いますが、体が資本でしかないフリーランスとして健康診断を受けないってのはダメだろうってことから書き始めています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000077791.html

健康診断を受けることの重要性

 正直に言えば、自分以外のフリーランスの方々が健康診断を受けないことなんてのはどうでもいいです。さらに言うならば、その分、案件を競うことになり存在が減る可能性が高くなるわけですから望む状態とすら言えるのかもしれません。

 でも、その人の周りにも家族や友人と言った、その人を認識している人たちがいるはずで、その人たちが悲しんだり苦しんだり悩んだりする状況は避けるべきだと思うのですよ。避けられるのであればね。

 だから、個々人の病気を早期に発見し、早期治療することってのは大事なわけです。

 ぼく自身、原因が不明な状態で1ヶ月も入院することとなり、家族(主に妻さん)には大きな負担を強いることになりましたし、その間、子どもたち(特に長男くん)にも心理的に不安な状態にさせてしまっていたことがあるため、かなり気をつけているつもりです。

 何より、フリーランスは会社組織に属していない以上、自分が稼働する以外には身銭の稼ぎ方がありませんから、稼働し続けなければいけません。稼働し続けるためには当然ながら健康でいる必要があります。

 健康を保っているからこそ、安定した仕事の質と生産性を確保できるのであって、それをしない/できないのであればフリーランスとしての活動は控えるべきでしょう。

「自治体名 健康診断」でググれ

 冒頭の「健康診断の受け方がわからない」と言った回答には驚くばかりで、「小学生か」と思ってしまいましたが、これが実情なのかもしれません。

 基本的に「自治体名 健康診断」で検索をすればいくらでも健康診断に関する案内を表示してくれるWebサイトは出てきいますし、住民票を登録している自治体の広報誌で情報を確認することだって可能です。

 また、フリーランス向けの各種団体において損害賠償に関する保険や健康保険組合などの案内も出してくれていますので、それを参照すればわかるはずなのに、それすらも目を通さずにいるってことは自身の健康に関する責任感が欠如していると言っても過言ではないでしょう。

 フリーランスで働くってことは、会社員として働くよりも健康に気をつけなければいけません。状態が安定しているかどうかは前提であり、状態が安定していない中で適切なパフォーマンスなど発揮できません。

 適切なパフォーマンスを発揮し続けることは会社の業務工程で利用される小間使いとは異なり、その仕組み自体を構築する側となっている自覚を持つべきではないでしょうか。

 その自覚もなく、検索することしかできないのであれば、即刻、自身の無責任を恥じてフリーランスから会社員として働くことを選択した方がいいと断言します。それぐらい、健康には気を使うべきです。

会社員であろうが自身で申込ませるべき

 では、なぜフリーランスであるのにも関わらず「どこで申し込んだからいいのかわからない」なんて恥ずかしい事態に陥るのかを考えてみます。

 これ、おそらく年末調整と同じ問題なのではないかと思うのです。

 どう言うことかっていうと、会社員の場合、企業が社会保険や税務手続きを代行しているため、個人でこれらの手続きに関与する機会が少なく、知識や経験が不足しがちだってことです。

 仮に、新卒で会社員を経験し複数年が経過してからフリーランスとなった場合、健康診断を自身の手で申込・予約をする機会など皆無だった可能性があります。会社の総務などからメールで「いついつ、どこに行き受けてきてください」と案内が出され、そのまま機械的に動いてるだけってことです。

 年末調整も同様で、個人で計算をすることはあるかもしれませんが、それによっていくらが税金として納められ、いくらが還付されるのかまでをきちんと追いかけている会社員は多くないでしょう。

 「あ、年末調整が入ってたー。ラッキー」ぐらいで終わってる人は少なくないはずです。

 フリーランスの場合、健康管理は自己責任となるため、会社員時代は会社が手配していた健康診断の手続きに戸惑うことがあるのかもしれませんが、そこで戸惑って何もしないのではフリーランスとなった意義も意味すらあるのかも疑問です。

 それすら解決のできない人間が、契約先の課題や問題を解決にあたるだなんて、少しまのぬけた話だと思いませんか。

おわりに

 そんなわけで、今日は胃カメラを飲むのです。

 少しビビっておりますが、同じぐらいにワクワクしております。

 二度と経験したくないと思うのかもしれませんが、それも含めて経験ってものでしょう。

 みなさんも、健康には気をつけてくださいね。

 ではでは。

 ゑんどう(@ryosuke_endo)


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