Dr.ちほ@あおぞら小児科

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パパママが何でも気軽に相談できる「癒やしのクリニック」でありたい。鹿児島でことし開業から12年目の【あおぞら小児科】です。こども特有の病気やアレルギーのこと、医療制度のことなど、お役立ち情報を発信していきます。https://www.aozora-chiho.jp/

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    発達系の記事を発達系に興味がある人に届けるための共同運営マガジンです。ご自身が発達障がいの方、お子さんが発達障がいの方、発達を支援する団体の方など、発達障がいに少しでも関連があれば誰でも参加することができます。診断ついていなくても大丈夫です。参加希望の方はその旨のコメントをお願いします。

最近の記事

悩ましいウイルス検査 その①

高熱でインフルエンザやコロナなどが疑われ、 検査してもらいたい時、 どのタイミングで受診すればいいのか迷いますよね。 この季節(5月初旬) アデノウイルスが流行っていますが、 実は我々小児科医にとって ウイルス検査のタイミングというのは、 とても悩ましいものなのです。 結論から言うと、どのウイルスでも、 発熱から1日(24時間)以上経過してから 検査した方が、 正確な診断に繋がりやすいです。 もちろん100%正しいということはあり得ませんが、 時間を充分においた方が、 陰性

    • 意外に手強いアデノウィルス

      きょうは「こどもの日」でしたが、当院は休日当番医でした。 毎年この季節、子どもたちの間で流行ってくるのが、アデノウイルス。 ・呼吸器感染症(いわゆる夏かぜ) ・咽頭結膜炎(プール熱) ・流行性角結膜炎(はやり目) などの感染症を引き起こします。 鹿児島県内でもまさにいま、感染者が増えてきているようです。 私のクリニックの近くのいくつかの保育園でも、流行の兆しが見られます。 また、今日の休日当番医でも一番多い感染症でした。 このアデノウイルス、家族で罹患した保護者からは

      • 窓口負担の謎。

        鹿児島県民の皆さん! 未就学児の医療費の窓口負担があるのは、 全国で鹿児島だけだって、ご存じでしたか? 県内では多くの市町村で、 3歳未満の医療費は(助成制度のおかげで)実質ゼロ円です。 でも、お子さんがいらっしゃる方であればお分かりのように、 窓口では支払いがあります。 そして支払ったお金は、 市町村に申請することで保護者の口座に払い戻されます。 私は、ここに2つの問題があると思っています。 1つめは、負担実質ゼロでも、 保護者が受診をためらうケースがあるということです

        • note、はじめました!

          こんにちは! 【あおぞら小児科】院長の立元千帆(たつもと・ちほ)です。 まずは自己紹介させていただきます。 私は鹿屋市で生まれ育ち、中学3年で鹿児島市に引っ越しました。 高校の途中までは、国内外を駆け回るジャーナリストを夢見ていましたが、実家が開業医だったことや、 女性でも男性と変わらない立場で働けるかなと考え、 最終的に医師をめざすことにしました。 よく聞かれる質問なのですが、なぜ小児科医を目指すことになったのか? それは「去りゆく命」ではなく、「絶対に助ける命」を診た

        悩ましいウイルス検査 その①

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