木暮ライのタブージャーナル

元県紙記者が東海エリアを拠点に連続失業家兼フリージャーナリストとして執筆活動中。タブー…

木暮ライのタブージャーナル

元県紙記者が東海エリアを拠点に連続失業家兼フリージャーナリストとして執筆活動中。タブーに切り込むネタを掘り出すため、日夜全国を駆け抜ける。

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    あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。

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    あふれるニュースの中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが取材し、印象に残ったニュースを取材後記で紹介しています。

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一人の死が二人の記者を動かした

あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■現金3400万円を遺して孤独死した女性の謎/「ある行旅死亡人の物語」2022年11月30日に出版されたノンフィクション作品です。共同通信社大阪社会部の武田惇志記者と伊藤亜衣記者による47NEWS2022年2月20日、21日配信の記事「現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性、一体誰なのか(前後編)」を書籍化したものでし

    • ジャーナリズムに希望はあるか

      あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■ニュースは消費ではなく文化そのもの/「筑紫哲也『NEWS23』とその時代」2021年11月1日に出版されたノンフィクション作品です。筑紫哲也NEWS23の編集長を務めた金平茂紀氏による2015年夏まで掲載された講談社のPR雑誌『本』を約6年後に追記し、書籍化したものでした。 ■起 二度目のプロポーズ ジャーナリストには2つ

      • 疑わしきは被告人の利益に

        あふれるニュースの中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが取材し、印象に残ったニュースを取材後記で紹介しています。 ■けんかで被害者死亡/暴行の特定に至らず―男2人に「同時傷害の特例」両被告は、傷害の罪に問われ、求刑通りそれぞれ30万円の判決を下した。木暮は、単なる傷害事件と思い事実だけを報じた。今ではこの判決について検証取材しなかったことを後悔している。あとで社会部デスクにも釘を刺された。しかし、河北新報の記者は地検などに取材を重ね、暴行の特定

        • 母を信じることが心の支え

          あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■犯罪者の家族を蔑む意識はどこから来るのか? ―和歌山カレー事件/林眞須美死刑囚長男「もう、逃げない」 2019年8月1日に出版されたノンフィクション作品です。「和歌山毒物混入カレー事件」の犯人として逮捕された林眞須美死刑囚の長男・浩次さん(事件当時小学5年・仮名)が初めて明かすいじめ、差別、性被害、婚約破棄に翻弄されながら、

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          うわさは「娯楽」

          あふれる書籍や映像作品の中から、学びや気づきがほしい。そんな方のため、元県紙記者の木暮ライが、おすすめのコンテンツをプロット形式で紹介しています。 ■ うわさが5人を殺したのか?―山口連続殺人放火事件/高橋ユキ作「つけびの村」2019年9月25日に出版されたノンフィクション作品です。傍聴ライターとして活動する高橋ユキさんによるnoteのルポ記事を書籍化したものでした。 起  事件から3年後、ある雑誌の編集者が「山口連続殺人事件」について夜這い(強姦)の事実を取材して書い