【エクストラ】回収ネット無し悪リザードン裏工作
どせいです。
今回は裏工作と悪リザを組み合わせたデッキの紹介をします。
回収ネットがなくてもこのデッキは強いです。
デッキリストだけ見たい人用
以下常体
1.デッキ作成経緯
悪リザの強みは以下の3つ
この強みを軸に構築を組むのが強い。
回収ネット禁止前
知り合いから頼まれて、回収ネット禁止前に組んでいたリスト
ジラーチEXの特性を後攻1ターン目に使用し、クラベルを使用しながらフル展開するコンセプトで作成した。
ジラーチEXはレベルボール、回収ネット対応。
裏工作で悪リザードンexを準備しながら、強引にサポートも使える。
きぜつするとサイドを2枚取られるが、それはリザードンの打点が上がるだけなので問題ない。
また、後ろを呼ぶカードを3枚採用した。
このデッキはシステムポケモンをひたすら倒す方が強いため。
特にカウンターキャッチャーが重要。
後攻2ターン目、博士で手札をリフレッシュする展開になりやすいのだが、博士を使うとボスが言えない。前のポケモンに攻撃する必要がある。
それを拒否するために裏工作からいつでも引っ張れるカウキャを採用した。
仮組だし対面練習していなかったが、ある程度形にはなっている。
回収ネット禁止後
裏工作というよりタキオンビットのせい
世間一般的に「弱体化」の扱いをされていたが
自分はそもそも回収ネットがなくても強い説を考えていた。
禁止前に作成したリストには3つ問題がある。
悪リザードンを強く使うのであれば、早期にシステムポケモンを倒しつつ、相手に2パンを要求するHPで戦うコンセプトにする方が良い。
最初に話した通りボスを連打するべき。
次の項目で詳しいデッキ解説をする
2.デッキ解説
改めて、作成したリストがこちら。
細かいカードの解説をする。
悪リザードンex 3
リザードンは悪リザードン以外不要。
180+30n+20mの打点で勝負する。
最大の強みはHP330。基本ワンパンされない。
リザード(フレアヴェール) 1
ガブギラの追加効果ありGGエンドを回避できる。
誤差レベルではあるが、他のリザードも正直使わないのでその変にあるリザードを使えばいいと思う。一番有効活用できるのはこのリザード。
HP90じゃないとレベルボールの対象じゃないのでそこは注意。
ヒトカゲ 4
1ドローできるもってくるのヒトカゲを採用。安定性向上目的。
他候補としては下記画像のヒトカゲ。打点を出す用。
ぶっちゃけ大差ない。入れ替えてお好みの形にしてほしい。
インテレオン (1-2)-3-4
裏工作ライン。特性でトレーナーズを持ってくる。
ジメレオンは1枚、インテレオンは2枚。普通に考えてやってることヤバい。
回収ネット禁止前のリストから裏工作を減らし、シューターを増やした。
回収ネットがないため、進化の目標地点をシューターにするほうが強い。
また稀だが、クイックシューターインテレオンのワザ、たきのぼりで攻撃する選択肢もある。頭の中に入れておくと役に立つ。
ジメレオンの枚数が少ないのは後述するオクタンを盤面に置くから。
オクタン 1
裏工作の欠点である中盤の手札干渉に対しての回答。
進化前どんどん呼ぶ対応かつ、レベルボール対応のビーダル。
このポケモンがいる限り最低限の手札は保証されている。
テッポウオ 1
れんげきのテッポウオ以外採用できない。
どんどん呼ぶから持ってきて暇なターンに進化することが目標。
キリンリキ 1
レジドラゴメタ。レジドラゴの対策を諦める場合採用しなくていい
他候補としてフラダリプリズム、ザオボーがメタカード候補。
キリンリキを選んだ理由は他対面において、相手のグズマやNをロストに送れるのと、ボウルタウンで即サーチできる点を評価。
vipパス 2
カイからのサーチ用。サイド落ちケアで2枚。
先攻を取った際に強引に展開できる点も評価した。
1枚ネストボールにしても良い。
レベルボール4 進化のお香4 ハイパーボール1
レベボ4とお香4は既存のリストそのまま。
ハイパーボールはオクタンのアビスハンドとの相性の良さで1枚だけ採用。
ふしぎなアメ 3
エクストラは1回進化すれば後は何とかなることが多いので3枚。
裏工作に使う可能性があることを頭に入れとくと良い。
すごいつりざお 1
ふつうの釣り竿との選択。ほぼ同じだが、デッキ内のエネルギーの枚数が少ないため、管理しやすいすごい釣り竿で良い。
エネの枚数を調整したり、リソース管理に慣れてきたら検討してもいい。
レスキューキャリー 1
主にオクタン、ジメレオンが倒された返しに使う。
即座に手札に戻るので、手札干渉かグズマの要求もできる。
すごい釣り竿、ふつうの釣り竿との入れ替え候補でもある。
フィールドブロアー 1
とりあえず採用していた方がいい。カイからサーチできる。
相手のHP上昇のポケモンのどうぐを剥がすのが主な役割。
ない場合はロストスイーパーでギリギリ代用可能。
カウンターキャッチャー 1
このデッキの本質。
1枚の理由として、順当にいけば後攻2ターン目にシステムポケモンを倒してるので、サイド差がついてカウンターキャッチャーを使うのが難しくなるため。
友達手帳 1
サーチャーとの選択。
友達手帳の利点は山を強くできること。終盤以降の山にサポートが多くなり、アビスハンド込みで解決しやすい状態を作れる。
サーチャーの方が分かりやすい場面もあるので試すのもあり。
ポケモン回収サイクロン 1
回収ネットがいらないとは言ったが、裏工作との相性を踏まえるとエーススペックの中で一番パワーが高いのがサイクロンなので仕方なく。
主な目的はカイからサーチして強引にシューター連打、裏工作回収、悪リザ回収。無理やりどんどん呼ぶなど。
ちからのハチマキ 1
実質シューター3枚目。裏工作でサーチがしやすいので採用。
相手の打点間隔をズラせるのが大きい。
カイ 3
いつでも使って強い。特に後攻は可能なら打ちたい。
サーチャーや手帳の枚数を増やすより、現物が多い方が裏工作と相性が良いと考え多めに3枚。
マリィ 1
序盤の手札干渉+手札リフレッシュを同時にこなす。
N 1
山を混ぜれるNを採用。
ナンジャモにするとマリィと役割が被るのでN推奨。
グズマ、ボス 1-1
使い分けできるように1-1で採用。
同じくサーチャーの枚数を増やすより現物が多い方が安定すると考えて多めに2枚。
ポケモンレンジャー 1
グッズロック対策。
対グッズロック相手は1回でも悪リザードンが立てばなんとかなる。
レンジャー後に手帳で戻せば裏工作で2回目使えることも頭に入れておく。
フトゥー博士のシナリオ 1
大体AZ。インテレオンを回収したり、悪リザードンを回収するなど。
アセロラじゃない理由はインテレオンを回収できないから。
ボウルタウン 2
安定性を上げるために。
サイレントラボにすれば相手の事故率が上昇するが、そもそもこちらの盤面が作れないと意味ない。
強いて言うなら1枚をサイレントラボ、もしくは雪道にすると良い。
基本炎6 キャプチャーネエルギー1
理論上悪リザを4回使う試合はないのでエネの枚数は少なめ。
キャプチャーは盤面展開用。エネの手張りをほぼしないので入れている。
暇なターンに使うと強い。
3.盤面の作り方
じゃんけん勝ったら基本は後攻。
vipパスで多面展開するか
どんどん呼ぶで展開して盤面を作る。
メッソン前かつエネがある場合
カイ→ジメレオン+vipパス(ヒトカゲ2体)→手張り→どんどん呼ぶ
エネがない場合
カイ→vipパス(欲しいポケモン)+メッソン +その他ボール
ヒトカゲ、メッソンを2体以上用意するのが理想。
最悪ヒトカゲ一体にして、盤面の強さを優先してもいい
(悪リザードンの打点が上昇するのでサイド進行はギリギリ間に合う)
先攻は沢山ボールが引けることを祈ろう。
4.各対面の相性と戦い方について
自分の主観で話す。
各デッキの特徴等は、他のnoteなどを参考にしてほしい。
ルギアVSTAR
先攻:微不利
後攻:微有利
環境に多いダブドラ型を想定。
後攻で理想的な展開ができれば有利。先攻はサポが使えないため相手の下振れを祈るのみ。
サイドの取り方として、アーケオスをひたすら倒すか、システムポケモンを倒しながらルギアにシューターを乗せて中盤に倒す。
相手がサイド4枚取るまでに、アーケオスを全て倒す、もしくはサイドを4枚取る状態まで持っていけばほぼ勝ち。
GGエンドとカオスオーダーGXを両方ケアしながら立ち回れば良い。
多色型は不利。(ゴッツァン+くるいえぐる+カオスオーダーGX)
レジドラゴVSTAR
先攻:微不利
後攻:不利
このデッキ唯一の先攻取りたい対面。
グッズロック+特性ロックが絶望的に無理。基本後攻は勝てない
方針として
特定のカードとは以下のカード達
オンバーンGX、ディアルガGX、ダストダス、ヤブクロン、
悪リザードン2面作ってごり押しするパターンもある。これをすると相手目線はグッズロックしてる場合ではなくなるから試合にはなる。試合になるだけで不利だが。
こればかりは受け身の特性依存デッキの宿命ではあるため仕方ない。
黒馬VMAX
先攻:微有利
後攻:微有利
弱点付ける、デッキ内のポケモン全部ワンパンできる。
これだけ聞くと有利っぽく聞こえるが、ここが少し難しい。
黒馬VMAXは人によって立ち回りに差がありすぎて明確に有利と言えない
順当にデッキが回れば勝てるが、相手のがまんのカベソーナンス、ナイトウォッチャーによるハンデス等でデッキが回らず、負けるパターンがある。
この対面はクイックシュータは不要なので裏工作になれるメッソン、ジメレオン、手札補充ができるオクタンを盤面に置いておくこと。
オクタンが盤面にいて、悪リザードンを二体立てれたら大体勝てる。
スタンのミュウVMAX VS 悪リザードン と感覚は同じ。
ミライドン
先攻:微不利
後攻:五分
型が複数あるため、大まかにやられる動きを話す。
上記全ての行動はエネの付け先で想定しやすい。最初のクワガノンVのグッズロックをレンジャーで返せれば相手目線悪リザードンの打点が厳しく、順当に勝てる試合になる。
分からないと思ったらクワガノンVのグッズロックをケアしよう。
似た種類として三神ミライドンという型がある。
オルタージェネシスの返しはすぐにレンジャーで返しつつ、手帳でレンジャーを山に戻すこと。レンジャーを打たないとグッズロックしながらサイド2枚取ってくるクワガノンVを相手しないといけない。そんな余裕はない。
もしできない場合は、悪リザードン2面+裏工作2体で戦うと良い。
ミュウVMAX
先攻:有利
後攻:有利
雪ミュウを想定する。スタンの5倍ぐらいミュウ側が絶望対面
盤面を展開すれば勝てる。ただそれだけ。
先攻は事故るが結局相手が悪リザードンを処理する方法が限られていることと、カイで簡単に雪道を割れるので気にしなくていい。
基本負けない。負けたら事故。そういう日もあると思おう。
5.入れ替え候補
エクストラのカードプールは広い。このnoteのリストはサンプルだと考え、自分好みにカスタマイズしてほしい。(その方が楽しい)
クレッフィ(いたずらロック)
ソーナンス対策、先攻で使う妨害カード用。
回収ネットがないので置くタイミングが難しい。
マナフィ(なみのヴェール)、ミュウ(ベンチバリア)
輝くゲッコウガの月光手裏剣対策。
お好みでどうぞ。マナフィはカイでサーチしやすい利点があり
ミュウは技でダメカン3個を好きなように乗せる利点がある。
ウソッキー
ほぼアマージョVのメタカード。推奨はしない。
ポケモン通信 ネストボール
安定性を上げるカード。ポケモン通信はアビスハンドとまぁまぁ相性良いので採用検討してもいい。
ダイブボール
水タイプ全部サーチ。進化のお香節約用のカード。
リザードンラインには触れないので注意。
キャンセルコロン、穴抜けの紐
カイでサーチできる。主にソーナンス対策や、相手のケアできないカードとして。
やまびこホーン、カウンターキャッチャー2枚目
システムポケモンを倒す事に特化するなら採用を検討してもいい。
シロナ、エリカのおもてなし
相手の手札に干渉しない、手札を整えるカード達。
オクタンと相性があまり良くないので自分は不採用にした。
博士の研究
リソース回収札が少なく、カイで回す関係上不要と考えた。
相手の手札干渉の受け用にマリィと入れ替えてもいい。
先輩と後輩、メイ
きぜつ時しか発動できない欠点があるが、
裏工作を経由せずに確定で悪リザードンを立てられる。
悪リザードン着地までの再現性を優先するか、1ターン目の再現性を優先するかを決めた上で採用を考えて良い。
ザオボー、フラダリプリズム
ドラゴ対策。ドラゴ以外で使わない。
アセロラ
フトゥーの2枚目みたいなカード。ダメカンが乗ってないと回収できないので、インテレオンに使いにくい点に注意。
クララ
レスキューキャリーとの入れ替え候補。エネルギーのリソースを大事にするなら。
頂きへの雪道、サイレントラボ
暇なターンにマリィと同時に貼ると強い。
サイレントラボはソーナンス対策になる。
使える時は余裕がある上に勝ちをさらに勝ちにするカードなので、安定性を上げるなら不要。
また、ラボはソーナンス対策にはなるが、直で引かないと意味がないところが怪しい。
6.最後に
回収ネットが禁止されても超強いです。裏工作の再現性が化け物なので。
Dレギュレーションのカードはある。という人は是非作ってください。
なんといってもちゃんとポケカするのが良いです。理不尽感がない。
何かあれば@dosei_san00 のDMで気軽に質問してください。
次は「エクストラのTier1デッキを回す時のプレイングの話」
のnoteを出せればと思っています。では。
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