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ムーン姐さんをデータとして読む

noterさんに贈る私信 ”Dear noter” 第 5弾は、ムーンサイクルさんです。


Dear ムーン姐さん

2020年11月29日に姐さんが note を始めて、今日で 2年になりますね。
姐さんの note デビュー 2周年を祝して、この note を贈らせてください。
 
この note は、姐さんの全 note 427本をデータベース化、頻出ワードや傾向を抽出することにより、姐さんの嗜好を明らかにするものです。
 
まずは、全 note をテーマ別に分類してみました。

予想どおり、1位は「音楽」(100本・24%)でした。
上位 5テーマ(音楽、アート、旅・さんぽ、文学、旨いもの)で全 note の 86% を占めます。
そのほか、鉄ちゃんでクルマ・バイク好きの姐さんらしい「乗りもの」や、姐さんの本業である「時計屋さん」がランクインしているのも特徴的です。
 
次に、上位 5テーマをさらに分類していきます。
1位の「音楽」から。

100本のうち 30本は、姐さん自身が歌う “美声モノ” と呼ばれる note です。
それ以外は YouTube 等によるお気に入り曲の紹介ですが、音楽ジャンルの広さに驚かされました。しかも、あまり偏っていませんね。
さらに驚愕すべきは「その他」の内訳です。列挙してみましょう。

なんですかこの地球上の音という音を制覇してる感。
姐さんの音楽に対する愛と造詣の深さ、おそるべし。
 
では、姐さんはどんな曲を歌ったのでしょうか。

ゑ?
こっちは私の知ってる歌ばかりですやん。
昭和歌謡、定番アイドルソング、80年代 J-POP、しまいにゃアニソンまで。
私の好みド真ん中ですやん。
 
つくづく、姐さんのオールラウンダーっぷりにシビれました。
 
2位の「アート」から。

「替え歌」を「アート」に分類したのは、そのセンスが芸術の域に達しているからです。
ここにも姐さんの音楽への愛を感じますが、それ以上にポイズンマインドが岡本太郎的に爆発しています。
 
一方、絵画に関してはシスレー、ルノワール、ピサロ、モネといった印象派がお好きのようで。姐さんは、パリに住むために生まれてきたような人ですね。
 
3位の「旅・さんぽ」から。

“パリさんぽモノ” は、シャンゼリゼの華やかさ、セーヌ川の哀愁ももちろんグッときますが、姐さんがカフェやパブにふらりと立ち寄る日常風景がたまりません。
また、アルデッシュでのささやかなエピソードはとても映画的でした。
 
日本での “一時帰国モノ” で際立っているのは、川越愛でしょう。
さいたまといえば、『翔んで埼玉』の知識しかない、埼玉県民の敵のような私ですが、姐さんの川越さんぽ note を読んでから、いつか訪れてみたい、と思っています。
 
4位の「文学」から。

「歌謡ノベルズ」もまた、音楽愛にあふれたシリーズですが、これらは文学以外のナニモノでもありません。エロスに満ちているからです。
姐さんが男の色気を表現し尽くすのは理解できるとしても、女の色気をも、この私がのけぞるほどに書いてみせる、その洞察力は、ただただ謎です。
男の私は、女の色気は書けても、男の色気は書けませんから。
 
俳句も詩も短歌も、大人の色気とエロスが表現されています。
姐さんの note が 18禁扱いにならないのは、姐さんの表現法が直截的すぎて管理側の理解力が追いつかないからでしょうか。
 
5位の「旨いもの」から。

姐さんはお料理も得意ですよね。
なんかズルくないすか、そのギャップ攻め。
車・バイク好き女子が、料理上手とか。
ワイン通でありながら、日本酒と鮨の note のが多いとか。
世界の音楽を網羅してる人が、日本のアイドル曲歌っちゃうとか。
印象派画家好きな人が、水墨画描いちゃうとか。
パリの街を歩き倒してる人が、川越さんぽとか。
シャンゼリゼで高級腕時計売ってる人が、超エロい note 書くとか。


最後に、姐さんの note に登場した歌手の統計データを開示します。
これがまた、メチャメチャ幅広くて、偏りがなくて、感動ものでした。
延べ登場人数 205人中、1回だけ登場の人が 117人もいるんです。
姐さんは、1度登場させた人はめったに再登場させないみたい。
 
2回登場した人は 21人いました。

これほどのビッグネームでも 2回しか登場してないんですね。
3回以上となると、もう別格扱いと言っていいでしょう。
では、6位(3回登場)と 5位(4回登場)を発表します。

なるほど。そうそうたる顔ぶれです。
でも、この上に 4人もいるのかね。
 
3位(5回登場)は 2組いました。

ああ。キャンディーズがいたか。
姐さん、ピンク・レディーよりキャンディーズ派なんですね。
そして世良。そういえば、姐さん世良好きなんだよねえ。
 
それではいよいよ、第 1位の発表です。1位は、同点で 2人いました。

姐さんのジュリー愛が炸裂しとるーっ!


ジュリー。世良(ボギー)。姐さんはつやっぽいオトコがお好き。

だから姐さんの書く note は艶々してるんだな。
 
聖子は当然でありましょう。最強の歌姫です。
 
総評としましては、姐さんの世代ご趣味がよくわかるランキングになったと思います。


私は、近いうちにまたジュネーブに住みます。
ジュネーブといえば、ほぼフランスです。(ボボブラジルではありません)
パリのカラオケパブで、私がジュリーを歌い、姐さんは聖子を歌う。
そんな 2023年は just around the corner!
 
From HK with love,
世界の普通から


ムーンサイクルさんの note で私がとくに好きな 10本をピックアップしました。
 
✅ パリ・シャンゼリゼ 本日の時計屋さん (8) ホール・ニュー・ワールド(2021年3月12日)
✅【マイソングス】ホワッツ・ゴーイング・オン "What's going on" / マーヴィン・ゲイ (1971) (2021年4月4日)
✅ セーヌ川さんぽ!〈印象派画家の散歩みち〉②ピサロの散歩みち(2021年5月6日)
✅ セーヌ川さんぽ!〈印象派画家の散歩みち〉④ モネの散歩みち(2021年6月12日)
✅ プチトリップさんぽ!〈パリ近郊・サンリスのばら〉(2021年6月18日)
✅【メモれ!メモリーズ】シンガポールで水墨画(2021年6月30日)
✅【ちょっとオトナの歌謡ノベルズ】あんたのバラード(2021年8月6日)
✅ パリさんぽ #10 〜 芸術と食欲の秋本番(2021年11月8日)
✅【妄想突撃インタビュー!】①波乱万丈、英 一蝶(はなぶさ いっちょう) (2022年6月13日)
✅【ラララ替え歌】オリビアを聴きながら / 杏里 (1978) (2022年11月18日)

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