小池壮彦「山の上のホテル」の今 公開に当たって

「山の上のホテル」について、僕が調べて分かったことがある。それを書こうとして、まず「予告編」を公開したのが2020年12月。

もう一年半になる。

これほど間が空いてしまったのは何故か。

「予告編」にも書いたことだが、この「山の上のホテル」は確かに存在するものである。そして現在も営業している。ただし、問題の廃屋はすでに解体され、存在しない。

小池氏の本の中では、このホテルと、ホテルの所在する温泉街について、思い切った仮説が述べられている。荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだが、現在もその地で営利企業として存在している当事者にしてみたら、それでは済まないだろう。もちろん、小池氏の本では固有名詞は出てこないので、いかなる仮説を唱えようとも当事者は保護されている。

が、僕はその伏せられた固有名詞を探り当てているので、ここで不用意に公開すれば営業妨害になりかねない。おどろおどろしい脱法・違法な行為が行われているのでは(まず無いと思うが)、とか、心霊スポットであるとか、そんなデマを広めるということになり、このホテルや温泉街に迷惑をかけることになる。

それで、僕としても公開を躊躇せざるを得なかった。

だが、いつまでも中途半端なことはしていられない。固有名詞を明記することは避けつつ、分かったことを書いていこうと思う。

さらに、一気に不特定多数に拡散しないように、公開は有料とする。僕のポリシーとして記事はなるべく無料公開したいのだが、現存する施設、企業に迷惑がかからないようにするため、やむを得ない。

近日中に公開できるようにしたい。


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