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GW旅

今回5月2日から4日の3日間
三重県松阪市 父の実家へ帰ってました。
個人的にはもう7年ぶりぐらいのはず。
父はもう三重に移住しており現地で合流。
祖母のお見舞いやお墓参りも含めていたが基本は遊びかな。
他の家族はおらず今回は父との2人旅。

この父はまた人脈が異常で、同窓会を率先して企画したり、三重県人会なるもので交流を増やして仲良くなったり、仕事の関係からももちろんで、更には飲み屋で仲良くなってそこからの繋がりでまた広がったり。
三重の人とか関係無く。
で、今回はその親父の繋がりを感じる旅になった。

親父の同級生の寿司屋で当時の話や今の話を聞きながら食べたり。
地酒が買いたかったので市内に酒造場や造り酒屋はないのか聞いたら、友達がまさに造り酒屋だと。
中山酒造さんと言って、火災で酒蔵が被害に遭いながらも造り続けている。
都内では全く見かけないが凄くスッキリしていて非常に飲みやすく美味しいお酒だった。
2本購入させてもらいました。

その後、多気郡に移動し豆の焙煎からやっている素敵なカフェや川の渓流を眺めながら鮎料理をいただけるご飯屋さん
ここでも親父は店主と知り合いで最近の調子を聞いたり談笑したり何故かお土産もらったり。

次に伊勢神宮 内宮の別宮とされている瀧原宮へ
内宮の原型、元伊勢とも言われていて、内宮と構図が似ていて各所同じような配置になっている。
あとゼロ磁場と言われてるねじれ杉と言うのがあったりして、それも相まってパワースポットになっているらしい。

そこから志摩市に行き大王崎展望台、昔の漁村へ。

ここからが醍醐味で、親父の友達が近くの片田という所で一軒家を購入して仲間が集まれる場所、民泊としてしている家に友達と集まっていると言う。
そこに1日前に呼ばれて行くことになっていた。
行くと4人おり既に酒盛り、親父を含め平均年齢65〜68歳ぐらい。
そしてここも皆友達で、数年前新橋で飲みましたねとか、あの会で飲みましたねとか。
聞くと皆もう偉い方で、役員や顧問、ほぼ仕事はやり終わった方々。
いつもの飲み会の調子らしく、その場を周しているのは親父である。
昔の話なんかをしてると朝まで飲みましたねとか、家の床で寝させてもらいましたねとかあの店で出会った人といまだに飲んでて友達ですとか、自分と対して変わらない飲み方をしている。
この親父あっての自分かと再確認。
親父と母の馴れ初めは初めて聞いて面白かった。
「息子さんは?どうなのか?」と当然話が繋がるのだが「何もありませんで」となり親父には謝っておきました。
皆さんとまた東京で飲みましょうと話し、親父が行きつけにしてた店に行こうと誓いました、親父の名前を出せば良くしてくれるらしい。

結局そこに泊まらせてもらい、夕陽を見たり星空を見たり日の出を見たりで朝のうちにお暇し、横山展望台へ。
改修されたらしくテラスになっていて綺麗な所から英虞湾を一望できた。

帰りがら自然環境を意識し地産地消推進しつつ心身も癒せるホテルがある、商業施設の「VISON ヴィソン」に寄って、ヨーグルトアイス食べながらひやかして帰ってきた。
凄い人が多かったな、ホテルは凄く素敵で「本草学」と言うのを取り入れていて心身をリフレッシュさせてくれるんだとか、いつか泊まりたいなと考えながら後にした。
松阪からは昼過ぎに出て東京への帰路につきました。

ふと感じたんだが、なんか海に行って波打ち際まで行けるとなると何故だかシーグラスを拾いたくなるのよね。
なんなんだろう。
自分でも分かってるけど幼い頃からキラキラしたものが好きでその流れなのかな。

父は祖母との時間を思い家族と離れ地元で暮らし地元の会社に再就職し「80歳まで働くねん」と言って頑張っていた。
畑を借りて野菜を育てながら趣味の合唱やゴスペルをやり、たまにワイン会開いて楽しく過ごしている。
ただ話していると常に悩んだり考えたりしてて自分に言い聞かせるようにこう生きてく、こう暮らしてくと告げていた。
改めて向き合うと自分は親父に似ているなと感じた。
考え方も価値観もとても近いものを持っていて、この父の息子だと実感した日々だった。
別れ際改札で握手をして別れた。

どうか健康で酒は飲み過ぎないように楽しく生きてほしい。
一緒に飲める日を楽しみにしている。

その日も夕方から同窓会らしい、つくづく親父らしい日々なんだなと。

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