ドル円に関して

ツイッターでドル円に関してDMでアドバイスや質問を受ける事もあったのですが、ワイは金融機関に勤めるプロではないので投資や投機に関するアドバイスは責任持てないので出来ないのでFXの基本的な考え方くらいしかアドバイス出来ないのは御了承いただきたい…
そして表現の自由界隈の諸葛均からデマを撒かれる嫌がらせを受けたり諸葛やその取り巻きから通報ぶち込まれてアカウント凍結させられたので、ツイッターのDMで御質問にお答えすることは出来ません…

ドル円に関して途中で中途半端にDMで答えて終わりだったので急激なレートの変動に対応出来てるか心配なので一応noteに書いておきますね。
ここまで読みに来るから知らねえけど。

先週金曜日ドル円が1時間に2円、NYクローズまでに8円も動くというCPIショックがありました。


まず、CPIというのは消費者物価指数のことで国ごとに算定の仕方は違うのですがすげー分かりやすくいうと物価が上がったか下がったかの指標になります。

この10日発表の10月分のCPIが7.7%と依然高い伸び率ではあったものの、9月分の伸び幅0.6%から0.3%の伸び率となり市場予想からは低下した事でインフレがピークアウトしたのではないかという観測が出て利上げが鈍化するのではないかと市場が反応して急激な円高になりました。

FXを始めたばかりの人はここをあまり理解出来てない人が多いのではないかと思うので、ここを掘り下げて解説します。

円安が急激に進んだのは日銀は依然金融緩和をしているのに対してFRBはインフレを退治するために利上げをしているので両国の金利差が開いて円安になってます。
高金利の通貨の方が持ってれば金利が入るのでFXだとスワップといって高金利の通貨と低金利の通貨の金利差は高金利の通貨を持っているとお金が入ることになりますね。

つまり、ドル円をロングすると通貨のレートの差以外にもスワップという金利差の差額が入る事になります。
だから高金利の通貨は買われやすい、通貨高になりやすいという前提があります(経済危機に陥ってる国の通貨はこの限りではない場合もある)

日本円とドル円は金利差が開いているので個人は特にドル円がロングしてる状態であったワケですね。

アメリカではインフレが進んでいて、インフレだと物価が上がって生活が苦しい、貨幣の価値が低下しすぎるという負の側面もあるのでこのインフレ率を2%程度に収めるというのが今FRBがやってる政策です。
インフレ率が2%程度になるまでは利上げするというスタンスですね。

このインフレ率が鈍化しつつあるのではないかという観測が10日のCPIの指標で市場が意識したのと150円以上では日銀の介入も意識されて上値が重くてポジションがシコってたのもあって急激な円高に振れたというのがワイ将の分析でありんす。

ワイの友人であり師匠の凍死家先生は最近忙しくてネットに存在してないんだど凍死家先生の予測と大体一致してるからまたCPIショックで数億円入ったんじゃあないかなあ。

ちなワイはここんとこFXやってなかったので1円も入ってません。

CPIでインフレ率が鈍化してFRBの利上げが鈍化するのではないかという予測で、株価は上昇、ドル安、円高に振れました。

日銀も一安心でしょう。

じゃあこのまま株高、円安になるかというとドル円に関してはピークアウトの可能性はあるもののまだインフレが7.7%と高い水準で続いてる事やFRBは最終的に政策金利を5%台前半までは持っていかないとインフレは抑制出来ないであろうことを考えるとドル円に関しては依然円安傾向、株は戻り売りなのではないかと思います。

円安傾向が続くとは言ってもここが押し目となって160円まで一気に行くような展開ではなく、138〜150くらいの間でレンジ相場になるのではないかと思います。

ワイの観測では素人はドル円ロングしまくっちゃってるんで高値掴んでしまった人が多いんじゃないかと思います。
と、どうなるかというと戻ったところでロング決済になってくるので上値は重くなってくる訳ですよ。

結論として円安傾向はまだ続くけど安穏とドル円ロングで勝つる相場は終わりってことです。
急激なレート変動にはご注意。

いいところまで下がったんでロングしてみるのもありっちゃありだけど、まったりとドル円ロング持ってて無双の相場ではなくなってますよ、と。