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退職の挨拶のもどかしさ。

気軽にnoteを書きたいと思っているけど書けないからちゃんとしたやつを書くのは1週間に1回とか月に1回で良いから別にクオリティを保たずともその日思ったことを日記みたいにポンポン書いていくスタイルで今後少し頻度を上げて書いていこうと思います。(10分~15分くらいで書くのが目標)

転職をすることになり引き継ぎが始まり仕事をしつつ引き継ぎをしつつお客様やパートナー企業さんに挨拶をする日々をおくっている。

この最後の仕事は気持ちのやり場というか落とし所がむずかしくて今までの人生では体験したことがない感情たちと向き合いきれているのかいないのか。消化しきれないもどかしさを感じる。

退職の挨拶で鬱になってしまう人もいるそうだ。その気持はとてもわかる。みんないい人で誰も否定しないし誰ひとりとして嫌な言葉を言う人なんていなかった。むしろその逆で応援してくれたり寂しそうにしてくれたりする。

関わる方々のことがどうでもよかったら、仕事が全くうまくいっていなかったら、こんな風に思うこともなかっただろう。

一人ひとりの気持ちを全部受けとめようとしたら、一人ひとりに全力でアタックしたら、心のキャパシティを超えてしまうかもしれない。だけどもっと丁寧に最後の関わりの中で生まれる感情と向き合いたいと思う。だけど自分の心が受け止めきれないのが怖くて少しずつ心の距離をおいてしまう。そんな自分がもどかしい。

転職による別れはかなり特殊だ。会社の人とは転職をしても会う機会はあると思うけどお客さんと会う機会はきっとないように思う。下手をすると一生の別れだ。幸いにもうちの会社の場合、パートナー企業さん(職人さんたち)にはまた会える可能性がある。

大人になるまで仕事で関わる方々とこんなにも人と人として関わることができるなんて思っていなかった。大人の世界はもっとドライで冷たいものだと思っていた。だけど実際仕事で関わった方々と過ごした時間は確かに人と人としての温度があって特別な絆がそこにはたしかにあった。

今まで頼りにしてくれて、退職を惜しんでくれて。なんだかとても申し訳ない気持ちになる。同時にとてもありがたいとも思う。

いろんなことがあったけど、仕事で関わった方々みんなが愛おしい。本当に楽しい時間だった。顔が浮かぶ人がたくさんいて幸せだな。仕事ではずっと送り出す側だったから旅立つ側は初めて体験する。

自分にできることは少しでもそんな方々が暮らす社会のために自分ができることを頑張るだけなんだなって。シンプルだけど虎視眈々と。そうやって生きていく。

時々、会社に訪れてお世話になった方々のその後を聞けたなら嬉しいな。新しいことに挑戦する不安もあるけれど一生懸命頑張ってちゃんと顔見せできる自分であれるように生きていく。

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