かご太一朗

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最近の記事

【良い土にな〜れ、良い土にな〜れ。[耕作放棄地再生vol.3]】

 グリーンモンスターとの戦いを一旦終え、次の作業は耕運となります。約100坪を鍬と人力で耕運することは並大抵のことではありません。ほんとに昔の方々はよくやっておられたなと感心致します。例によって、複数の友人・知人に耕運機を借用できないかあたるものの、ここでまた問題が生じます。  '耕運機を簡単に人に貸せない案件' 理由としては、もし機械が何らかの理由により故障した場合の賠償問題があります。耕運する場所に大きな石などがあると耕運機の刃などがかけてしまったり、旋回部分やエンジン

    • 【親子フェスティバル2024】

       去る5月19日タイトルイベントがきらめきみなと館周辺にて開催された。去年から通常規模開催しているようで、当日はほどよい気候にも恵まれ多くの親子の笑顔があちらこちらで見受けられました。  写真ではわかりにくいですが、足の指で掴もうとする際、手の指も掴もうと、動いちゃうところがなんとも微笑ましかったです。(因みに高齢者でも同様になる方沢山いましたw)

      • 【'グリーンモンスター(葛)との戦い![放棄地再生vol.2]】

         さて、どうにかこうにか約100坪の農作放棄地の上物(ウワモノ・雑草)をサロンパスを貼りながら除去できました。    '葛'と言えば、秋の七草にも入っていたり、昔の人たちは里山で栽培し様々なものに加工し重宝されていたとの事ですが、高度経済成長期における土地開発等で、むやみやたらに土を村に運んで来た際に一緒に引っ付いてきた産物だとも言われています。   この段階で畑を再生することが出来ず、諦めている農家さんも多くいらっしゃるように感じました。  私の場合、たまたまw後援会長

        • 【耕作放棄地の再利用に向けて。(vol.1)】

           全国に耕作放棄地は約40万haあり、全農地の約10%を占めるまで至っています。  この数値に全く興味のない方もおられるとは思いますが、避けて通れない人口減少が見込まれる折、持続可能なまちづくりを提言するには、着手しなければならない問題と考え、課題抽出に向けて農作業の記録をしていきます。  まずは雑草等の駆除からであるが、一般的な草刈機(29cc前後・首から下げて左右に振るタイプ)を使用するも、生育してる種別の性質などにより、なかなかの労働力を要します、、。。(ざっくりです

        【良い土にな〜れ、良い土にな〜れ。[耕作放棄地再生vol.3]】

          【住み慣れた村で健康に生きるために。】

           「家族による介護」から「社会全体で支える介護」へと始まった介護保険制度。24年経過しても未だ超高齢化社会に対応できていない点が多々あります。  「社会全体」から「地域主体」にしなければ社会資源の限界に陥ることにようやく気がつきはじめたようです。  進級や就職、新たなグループに所属する際には相当なコミニケーション力を必要とします。  人生の終焉期は煩わしいことは抜きにして、馴染みの友人らと楽しく笑って過ごして行きたいものです。  次は、皆さんの地区の皆さんのグループの番です

          【住み慣れた村で健康に生きるために。】

          【敦高同窓会は何かが起きる!?】

           パリオリンピック開催まで100日をきりまして心待ちしておられる方も多いことでしょう。  我が母校、敦賀高等学校同窓会'青雲祭'も同様に100日をきり、実行委員会の動きも活発になってきています。  特筆すべきは、Googleフォームからも参加有無確認がとれるように配慮してありますのでご活用頂けると幸いです。  で、。 年末あたりから実行委員を募り適宜、実行委員会を開催しているのだが、例によって委員間の連絡・連携はグループLINEを使用している。委員会への出欠などは'出欠ア

          【敦高同窓会は何かが起きる!?】

          【古銭鑑定結果は如何に!?】

           私の住む村には、いくつか'講(こう)'と呼ばれるものがまだ残っています。  地域社会をおもな母体として、信仰、経済、職業上の目的を達成する為に結ばれた集団のメンバーが講員とされるそうです。    敦賀市から美浜町に抜ける旗護山の南に'お山王さん'と呼ばれる神社があり、そこの麓の講員らで年2回、落ち葉集めや雑木伐採作業を行っています。  今年、熊手で落ち葉を集めていると眼下に小銭のようなものが出てきたので、「あー、5縁玉か、そら、昔はお賽銭箱なんかもあったんやろなー」と拾って

          【古銭鑑定結果は如何に!?】

          【文化・伝統の継承危機?!】

           先日、4年ぶりに地元のお祭りである「金山十七夜」が開催された。昨今、集客や荒天回避らの為に開催日を工夫される地区もあるなか、金山十七夜だけは頑なに毎年9月17日開催を実施している。  そもそも'十七夜'は金山彦神社の秋季例祭日であり、その年の豊作らを喜び、労いの日である。所謂、単なるイベントではないといったところをきちんとおさえておかなければなりません。  祭りは、区民・老人会などによる神社清掃、宮守による神事、金山自警団による燈明銭回収から十七夜全般運営によって成り立って

          【文化・伝統の継承危機?!】

          【粟野地区は文化財の宝庫】

           週末、敦賀市文化振興課主催の敦賀市文化財保存活用地域計画策定に係るワークショップが開催されました。「うららんとこvol.2」の編集者である野坂地区のNさんからも誘われていたこともあり、他地区の昔話も聞けるかなと思い参加してきました。 終戦が決まり練兵場にも米兵が入ってくることがわかった兵隊さん達は誰かの命令により9ポイントの山に向かって'カチャカチャ'と音をならしながら モノを運ぶ日が多くあったそうな、  それを見た若かりし少年が父親に「兵隊さんら何はこんどんのやろ?」

          【粟野地区は文化財の宝庫】

          【多自然川づくりの現状...】

           敦賀市関区に水源を持つ大瀬川と言う川があります。地元の方々においては通称'門前川'と呼ばれる川です。昭和20年代の頃は上流で水浴びができたり、天然のウナギもいたときもあったそうです。私自身も幼少の頃は井ノ口川より川に入りやすいのでよく降りて遊びました。金山門前稲作地域における貴重な水源でもあります。水域地区の住民らが定期的に雑草等の駆除に努めています。  20年前頃に国土交通省が推奨する「多自然川づくり」の指定を受け河床工事を行いました。   〜多自然川づくりとは、河川全体

          【多自然川づくりの現状...】

          【自主避難所には何があるの!?】

           台風第7号の影響により、本日予定されていた大花火大会が中止となりました。敦賀の夏の風物詩の一つがなくなることは少し残念ですが、これが自然摂理であり、逆らうと痛い目にあうのが我々人間です。  敦賀市は災害の危険性が高まる事象が発生すると災害対策連絡室会議たるものが招集され関係者が日中夜問わず対策を講じています。  今回の台風の対策事項として粟野公民館を自主避難所として開設すると連絡が入った。古くから粟野地区にお住まいの方なら「ん?粟野公民館が避難所?なんや珍しいな。」と思われ

          【自主避難所には何があるの!?】

          【崖ニモマケズ蜂ニモマケズ蜘蛛ニモ夏ノ暑サニモマケヌ!】

           先日ノートした井ノ口川周辺問題に対して、農林水産課の方らが現場視察に来てくださいました。ご存知の通り現場視察には様々なシチュエーションがあるもので、高いとこから寒いとこ暗いとこから暑いとこ、、。  今回は土砂崩れにて水流が変わってしまった原因を探り、対応策を練るといった視察ですから、一口でゆうならば'ジャングル探検'ですかね。  崖をよじ登り、鳥獣や攻撃してくる虫らとの仕事が増えてますw  例によって今回の案内人も無論'マスターイノクチ' です。  マスターの 「おん、こ

          【崖ニモマケズ蜂ニモマケズ蜘蛛ニモ夏ノ暑サニモマケヌ!】

          【伸ばそう!健康寿命を!】

           元気な高齢者が高齢者を介護する時代が到来することをご存知ですか。昨今の介護業界における人手不足は深刻なもので、極端に言ってしまえば、65歳以上の方々が75歳以上の方々をケアし、75歳以上の方々が85歳以上の方々をケアしなければならない状況がやってきています。  そこで打開策の一つとして、自身の健康を地域の皆んなで保っていく活動に着目が始まりました。   そこで、私の住む村で高齢者が自主的に活動している「輪投げ・ボッチャの会(仮称)」を市役所の保健師さんらに視察(見学)

          【伸ばそう!健康寿命を!】

          【ヘイロクからヘイナナへ!敦高青雲祭!】

           見出しタイトルからすると、村の村長さんの代替わりかと思われますが、先週末 県立敦賀高等学校の正式同窓会'第4回青雲祭'が開催されました。  コロナ5類移行とあり、通常通りプラザ万象大ホールにて食事やアトラクションを通じて、OBOGらがコミニケーションを楽しんでおられました。    敦賀高校現校長のY先生は、私達が在学中に赴任された新人教諭だったり、  学生当時、廊下の向こうから歩いてきたら、隠れなければいけなかった先輩らがいてw なんとも言えない空間でありました。

          【ヘイロクからヘイナナへ!敦高青雲祭!】

          【山へ入ろう、未来のために。】

           週末は、井ノ口・金山生産森林組合の山掃除作業でした。組合員ほぼ総出による林道の草刈りが主な仕事になっています。  組合員の平均年齢は年々上昇しているが、作業パワーは衰えていません。約3〜5kmの林道を数十人で一気に刈り上げていく様は、それはそれで圧巻であり、教わるべきことが多いです。  85歳になる方は 「こんなもんしれとるわい、わしゃハタチそこそこんとっきゃ こんなもんやなかったわい、下刈りゆーて、そこらの杉の下全部おおがまで刈って杉をでこーしたんやからな、それにでてこん

          【山へ入ろう、未来のために。】

          【たかが一般質問されど一般質問】

           令和5年度第3回敦賀市議会定例会における一般質問を終えて。  ヒトは自分に対しての肯定的意見や態度を受けたがる生き物ですね。それによって自己肯定感が高まり、良い循環作用に繋がるケースもあることでしょう。  振り返りや反省点の洗いだしも必要であり、それらによって資質向上も期待できる。  私には'褒めてくれる人'もいれば'いさめてくれる人'もいるので大変有難い環境だと思って生活しています。  今回の一般質問後に頂いた友人からの意見で胸に刺さった言葉を紹介します。 「一般質問っ

          【たかが一般質問されど一般質問】