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パクレットのエンダーメラトニンRental:偽夢は終わらせないといけないから【XAVIL月報】

3月のゲームまとめです。
色々あってあんまりがっつりゲームやれなかったかも。


■Rental

15分。クリアまで

概要:
Rental is a short and spooky adventure game about the dangers of renting a house in an unknown place.
翻訳:『レンタル』は、見知らぬ土地で家を借りることの危険性を描いた、短くて不気味なアドベンチャーゲームだ。

感想:
ニュースサイトで紹介されていてビビッと来たのでプレイ。見た目はどうぶつの森、ゲーム画面は最近流行りの64~PS1のローポリの雰囲気ホラーゲーム。プレイ時間からもわかるようにかなーーり簡素で雰囲気重視のゲーム。
ジャンプスケアもなし、ウサちゃんの皮肉を聞きつつ怖さもそこそこでサクッと遊べたのでヨシ。
唯一の問題として日本語がないところだけど、シンプルな英語だからまあまあなんとかなります。いい加減ちゃんと英語を読めるようにならんとな~と再認識したゲームでした。

■偽夢

30分。一周クリアまで。

概要:
あなたは夢の中に閉じ込められてしまいました。夢で起こる奇妙な現象をカメラで撮影すれば、夢から脱出できるかもしれません。

感想:
いわゆる8番ライクの一つ。こういうのは大体元祖が一番でライクはかなーりまあこんなもんかってなりがち。でも評価良いし安いので金ドブ感覚でプレイ。
やった感想としては……まあ8番出口ってすごいんだな、という気持ちが強くなって終わってしまいました。まずプレイヤーの挙動が人間らしくなくて没入感が×。文字の説明が多くて雰囲気が削がれるのも×。あとマスコットっぽい紫ウサギがたまーにかくれんぼを仕掛けてくるけどそれの事前説明もなし。とかなり勢いの突貫で作ったんだろうなぁという印象でした。
8番出口というジャンルは「現実に近い世界の中に違和感があること」というのがとても重要なジャンルなんだなぁというのを再認識できたのはよかったです。8番出口の新作は期待してます。


■Melatonin

2時間。EDまで。

概要:
『メラトニン』は夢と現実が入り混じるリズムゲームです。圧迫感のあるオーバーレイやインターフェースなしに、様々な夢レベルでチャレンジや手描きアート、活気ある音楽を楽しみながら調和してください。

感想:
「夢遊病の世界のリズム天国」というゲームです。音ゲーマーだしリズム天国大好きなのでプレイ。
……個人的にかなーり残念だったかな。リズムに乗ってやるゲームの割にアクションが多くてやってて気持ちよくないゲームが多かった。リズム天国でいうとトスボーイズみたいなゲームばっかな感じ。
でも世界観とBGMは夢遊病の世界で統一されててそこはよかったかなー。


■エンダーマグノリア: ブルームインザミスト

2時間。アーリー分まで。

概要:
『ENDER LILIES』で描かれた死の雨の災厄から数十年後、暴走する悲しき人工生命「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界を舞台にした探索型アクションRPGです。美しくも残酷な世界を自由に探索し、仲間とともに強敵に立ち向かおう。人とホムンクルスの救済の旅の果てに待ち受けるものとは。

感想:
前作『ENDER LILIES』の正統続編です。

儚げな少女+背後霊みたいな仲間たちと世界を旅するいわゆるダクソ系のメトロイドヴァニアでかなーり好きだったので続編もアーリー開始即プレイ。
基本はそのままに、新しい世界を旅するのはとても楽しかったです。とはいえアーリーなのでボリュームもそこまで。気になる点としては、主人公のライラックちゃんがかなりふわっとした動きなのでなんかあまり重力を感じないところ。そのせいか前作ほどスタイリッシュ感な動きは感じられなかったのが残念。


■パクレットのウサちゃん捕獲ゲーム

6.4時間。途中まで。

概要:
このキュートな径路探索パズルゲームの目標は、うさぎを追いかけて、捕まえること!!試行錯誤しながら慎重に道を進もう。失敗したら、うさぎに逃げられてしまうよ!

感想:
ウサギキチガイがウサギを捕まえるパズルゲームです。
ウサギはルールに沿って逃げ回るので、うまく袋小路に押し込んだり罠を使ってウサギを捕まえる、というのが基本。
見た目以上に難しく全然わかんねえ……ので6.4時間で多分半分もいけてないと思う。でもピクセルアートとチップチューンな世界観は最高なのでちまちまやってます。まだまだ途中なのであんまり言う事ないや。Babaよろしく不穏な気配あるのが怖い。


■未解決事件は終わらせないといけないから

2.2時間。トロコンまで。

概要:
清崎蒼警部の退職から12年後、ある日訪ねてきた若い警官。彼女は「犀華ちゃん行方不明事件」を終わらせるよう協力を要請してきた。清崎はバラバラになった記憶のかけらを思い出して再構成するが、明らかとなったのは犀華の周りの全員が嘘つきだったということだけ。

感想:
一見解決しているように見える事件から、不審な点の辻褄が合うように再構成することで、真実を見つけ出すADV。過去に自分がやったゲームではWILL: A Wonderful Worldが近いかな。登場人物と発言と時系列を一致させて行くという点では近いゲーム性。こっちはちょっと問題点が多いからあんまり勧められないけど……

良かったところ1としては、証言の数々をパズルのように構成していく部分。証言の数々はSNSの投稿のような形式になっていてスッと入って行きやすいデザインになっているし、新たな証言はハッシュタグになっていてかなりモダン。パズルも絶妙に誰が言っているのかわかりにくい様になっていて、最後まで翻弄させられました。でも総当たりしなくてもいいし、総当りしてもなんとかなるぐらいのバランスになっててよかったです。

よかったところ2としてはやはりストーリー。例によってネタバレになってしまうので大事な部分には触れないのですが、◯◯が◯◯いた、という事実には翻弄させられました。そんでもって母親が◯◯◯に◯をついているというのもまた……。

SANABIと合わせて直近で特におすすめしたいゲームです。


■マリオのスーパーピクロス

おまけ。
なんか手頃なパズルがやりたくなって会社のお昼休みに黙々と進めてます。
ピクロスぐらいの難易度が性に合ってる。
なんならこのデザインで新作でないかな。


■終わりに

偽夢とMelatoninでかなり躓いた月だった気がする。
あと最近気づいたんですけど3Dパズルにばか酔うようになってしまったのでかなり辛い。SUPRALANDやりたかった……。



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