こんな夜は 寒い夜は
君の声を 聞かせて
破壊の中 綺麗に響く
君の 声を
濁ることなく ただ真っ直ぐな
君の声を 聞かせて
瓦礫だらけの 街の中で
呼吸を続けて
割れた空を 見上げたなら 今も
失われた 優しさが浮かぶ
どんなときも 君を忘れないよ
残酷なあの夜に流した涙を この手に受けよう
いつか君に 会えるとしたなら
どんな言葉をかけよう
その小さな 腕に抱えてた
傷ついた希望を大地に戻して
未来を確かめよう
-------------君の声を（2022）
Lyrics by はがね（Division15)
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かつて美しかった街は破壊され
瓦礫に埋もれていく。
砲弾が飛び交う空の下で
人々は悲しみの涙を流す。
ディスプレイ越しに見えるあの空は
僕が見上げているこの空と
確かにつながっている確証は持てないまま
だけど
自分の揺れ動く感情をそのままにしておくこともできず
歌を書いた
戦争そのものの悲しみを歌うよりも
そこにいる人たちに語りかけるような歌を
終結のその先に見える未来と希望を
いつの日か語り合いたいと
そんな思いを込めて
この歌を
澄み切った青が眩しい
限りなく晴れた空に放とう。
空を飛ぶ戦闘機の轟音や
大地に降る爆弾の破裂音に
かき消されてしまうかもしれないけど
何度でも
これから出会うはずの「君」のために
歌おう
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