はがね(Division15) -The World is still Beautiful

僕があなたに伝えたいことは 「あなたの手の中には限りない可能性がある」ということ。#…

はがね(Division15) -The World is still Beautiful

僕があなたに伝えたいことは 「あなたの手の中には限りない可能性がある」ということ。#音楽 #国際支援 #医療

最近の記事

石田さんとの物語 - mizuiro-βと僕

 石田ショーキチさんとは共通の友人Zoe(ゾーイ)を通じて知り合いました。ZoeはHal From Apollo `69というバンドのギタリストで、僕はDelta-1というハンドルネームでそのバンドのファンページを主宰するほどの追っかけ。石田さんと出会ったのは確か2000年5月、下北沢でのライブの打ち上げだったと記憶しています。石田さんのその知識の豊富さと独特の話術、感性に惹かれ、その後のZoeのライブで出会うたびに言葉を交わすようになり、そのうちZoeと石田さんと僕の3人で

    • もっと強く

      木々の緑 海の青さ 降り積もる白い雪 この街で 僕たちは 忘れ物を探している 重ねた過去 歩んだ道 こぼれ落ちる希望 少しずつ 喜びと悲しみを繰り返してる 強い意志を放とう 微かに見えた軌跡(ライン) 君の表情に 響く 優しい声 傷ついた心を数えて 悔しさと過ごした夜を思う いつだって乗り越えていきたい  誰かのその手を感じながら もっと強く その目で 見つめる約束のあの場所  強い意志を放とう 確かに見えた軌跡(ライン) 君の情熱を 支える 仲間の声 傷つけた昨

      • 君の声を

        こんな夜は 寒い夜は 君の声を 聞かせて 破壊の中 綺麗に響く 君の 声を 濁ることなく ただ真っ直ぐな 君の声を 聞かせて 瓦礫だらけの 街の中で 呼吸を続けて 割れた空を 見上げたなら 今も 失われた 優しさが浮かぶ どんなときも 君を忘れないよ 残酷なあの夜に流した涙を この手に受けよう いつか君に 会えるとしたなら どんな言葉をかけよう その小さな 腕に抱えてた 傷ついた希望を大地に戻して  未来を確かめよう    -----------

        • 争いの果て

          エゴの街に立つ 君の影は遠く消え 僕の声は遠く彼方 救いはもうこの世界にない 君は立ち止まり 悪意をその手で弾いた 束縛にその身を委ねて 時代に揺れるだけ 聖なる丘に登る太陽 乾いた砂に滲む憂鬱 割れた空に響く憧れ 僕は十字架を背負う 聖なる丘に沈む太陽 乾いた砂に滲む憂鬱 割れた空に響く憧れ エゴの夢をみた 僕の影は遠く消え 君の声は遠く彼方 救いはもうこの世界にない 僕は 十字架を背負う 憎しみの十字架を背負う 裏切りの十字架を背負う 愛しさの十字架を背負う

          あの頃

          綺麗に晴れた空  久しぶりに 鼓動が高鳴るよ 君を思い出すから この街を離れた 手に入らない未来さがして なにかとひきかえに 失った思いは 今もまだ君は この街の中で 暮らしてるんだろう どんな日々だったのかな この街の片隅 捨てた記憶が揺れた 少し息苦しいのは あの痛みに近づくから 君に会いたいと思っていたんだ 君の声が僕の心をさす ありふれた日々に錆びついた夢も 少しの孤独も全部引き換えにして 君に向かう あの坂道の風はまだ あの日のまま 君は「変わったね」と

          あの日から

          目を閉じれば 悲しみが見える 耳をすませば 嘆きが聞こえる 手を伸ばせば 寂しさに触れる 傷ついたこの空の下で 壊れそうな思いを抱えて 君はいま 何を思うのだろう 不安の闇をたどる 夜は淡く響く 胸に刻みつける 私の勇気を 君の最後の言葉を ーーーーーーーーー 10 years (2021) Lyrics by はがね (Division15) ーーーーーーー 震災のあと 病院に3日

          継代される思い

          君は行く 水銀の川辺で 君は見る ありふれた日々を 君は立つ 痛みと引き換えに 君は知る さよならの意味を 僕が無くしたものを 君は探し続けてる 砂が舞う荒れ果てた夜にも 眩しい光の朝も 君は行く 重い大気を吸って 君は見る ひび割れた空の色 君は立つ 傷ついたその脚で 君は知る 憧れの姿を 僕が忘れたものを 君は追い続けていた 疲れ果てたその深い瞳に 明日は見えているのか 何も見えないまま たたずむあの子の未来を 僕は失くしたものを 君の中に見つけ

          欠けたレンガの記憶

          いくつもの季節を歩き続けてた たくさんの夢や愛をこの手に抱きしめた 一人きりで暮らしたこの街にも 今は素敵な友がいるよ 僕に微笑む 違う空の下で 迎えた3度めの 誕生日には歌を歌った 僕を確かめるように 静かに まだ僕は立ち止まっている どこへ行けばいいか わからなくて 欠けたレンガの街並みに包まれてる 僕にもう少し 時間を与えて この悲しみも 懐かしさに変わる ためらいや誤解が残した傷もそのままに 違う空の下で 迎えた3度めの 誕生日には歌を歌った 僕を振り返るよう

          仲間を思うこと

          君が住む世界は 誰かの涙でできてる 何も見えない暗い夜にも  きっとあいつが泣いてる 遠い空の下では 誰かが今日も泣いてる 何もできない 眩しい朝にも  僕はため息をついてる 確かめたいことはいつだって 君がそばにいてくれること 僕は一人きりじゃないから 何処へだって行ける 僕が住む世界にも 誰かの希望が見えてる 何も答えない 揺れる世界へ 進もう 君と Carry On 確かめたいことはいつだって それがリアルなのかということ 僕は一人きりじゃないなら  何だってで

          あの街は傷ついている

          この街は悲しみに満ちてる 君の名前を呼ぶ 答えはない 積もる雪と 冷えるアスファルト 君のことを思う この街にたどり着いたのは 君の面影を 探したくて 歩く僕と 過ぎるクラクション 君はここにいない 一人きりの夜をいくつ過ごしても 今も 君を抱きしめられるような気がする 僕の肩に積もる雪が 暖かさを奪っていく この胸を貫いて 君に届けてよ 冷たい空の下 この街の明るさと笑顔は 痛みと涙を忘れるため 積もる雪は すべて隠してく あの日のことさえも 君がいないこの世界の

          日曜日の朝

          昨日の夜 いつもは寝つきの良い娘が うなされて泣いていた 咳と鼻水がある 普通だったら花粉か感冒か 朝起きたら 何度も熱を測る 平熱であることが なにかからの免罪符であるかのように 何度も 何度も測っている 新型コロナウイルスの爆発的流行は 確実にこどもたちの心に影を落としている 穏やかではあったが 不安な日曜日の朝 ーーーー 世界は軋み始めている その軋む音が僕のそばに いよいよ迫りくる気配を感じている そのうち僕たちは この手にもっているものを 守ること

          僕の過去と現在をつなぐ歌

          つらい夜を過ごした 朝を待ち続けた くらいニュースばかり 耳に飛び込んでくる 残酷なこの世界の片隅で 君のその目に映るものは Oh, My Friends  君は僕の夢を走らせる こんなにも思いつめた灰色の空の下でさえ   Again 輝きを失いかけた心に もう一度取り戻せ あの夏の翼を 君を思い出した あの空の下で 涙があふれた あの歌を歌おう 絶望なんて言葉の意味は知らない 君のその目に映るものは Oh, My Friends 君は僕の心を動かした こんなにも傷

          僕はかつて天才だった

          僕はかつて天才だった。 自分の可能性を信じ まだ見ぬ理想の未来を追い続けていた。 僕にだけ与えられた才能があり 誰も僕の代わりにはなれないと信じていた 思考を止めないこと 迎合しないこと 孤高 唯一の存在 そうありたいと思っていた だけど あの日 僕は大切な物を見失い 堕ちた かつてこの心にあった翼は折れ プライドは傷だらけになり 僕は何をしていいのかわからなくなった 僕は隠れるように この世界の悪意から逃げるように かつて自分が望んでいた未来を 捨てた