見出し画像

【第1弾】インタビューから見るバーチャルオフィスツアー

皆さんこんにちは。
日光をこよなく愛する野崎です。最近お肌がこんがり焼かれました。元気の証として受け入れる所存です。

記事を書いた背景

バーチャルオフィスツアーサービス「Tours」を展開するに当たり、実際にバーチャルオフィスツアーを閲覧すると想定される対象者の方々に、インタビューを行うことでその活用方法を探ってきました。

バーチャルオフィスツアーに関しては弊社の濱田の記事に詳しく書かれていますので、そちらを御覧ください。

今回は、「インタビューから見るバーチャルオフィスツアー」の第1弾ということで、バーチャルオフィスツアーって具体的にどのような場面で活用できるの?というお話を、インタビュー調査を題材にお話していきたいと思います!

インタビュー対象者

今回のインタビューは複数人の学生に協力を依頼しています。下記内容を条件として、対象となる学生を募集しました。

【1人目】
・ 大学3年生
・ 文学系の学部に所属
・ アルバイトに取り組みながら学生生活を送る
・ 3年生になり就活について考え始めインターンへの参加等も検討しながらどうするかを考えている最中

【2人目】
・ 大学4年生
・ 文学系の学部に所属
・ 就職活動を終え残りの学生生活を楽しまんとしている

就職活動の一連の流れを網羅するため、1人目には就職活動を始めたばかりの学生、2人目には就職活動を終えた学生という条件を設けています。
文学系の学生を対象としているのは、理学系と比較して専攻している専門分野に縛られず、幅広い企業を就職先として検討するため、バーチャルオフィスツアーを親和性が高いと仮定したからです。

我々の仮説

インタビューの実施に当たり、まずは対象者がバーチャルオフィスツアーを閲覧したときの反応の仮説を立てます。
仮説を立てる際はカスタマージャーニーマップ(CJM)を用いて、どのタイミングで対象者の感情の高まりがあるのかを想定しています。下記にはインタビュー前に準備したCJMを簡略化したものを載せています。

インタビュー前のカスタマージャーニーマップ

今回の仮説では、①企業を発見する、②企業を理解する、③内定を承諾する企業を決定するの3フェーズでバーチャルオフィスツアーを閲覧することで感情の高まりがあると仮定しています。この仮説をもとにインタビューを行います。

インタビュー結果

この記事では、インタビューの方法など各種手法については割愛させていただき、また別の機会でご紹介させていただければと思います。

下記にはインタビューの中で仮説に該当する発言をいくつかピックし、CJMに追記したものを示しています。

インタビュー後のカスタマージャーニーマップ

結果を見ると、仮説の中で②企業を理解する、③内定を承諾する企業を決定するのフェーズでは仮説通りに感情の高まりがあったと言えます。一方で、①企業を発見するタイミングで、バーチャルオフィスツアーを見たことで、企業に対して興味が喚起されるという仮説は期待どおりとはいかないということがわかりました。

また、副次的な要素ではありますが、バーチャルオフィスツアーの作り方として実際に働いている社員さんが映り込んでいる写真を用いることで、より働くイメージを持ってもらいやすいという結果が得られました。

今回の考察

今回の結果から新卒採用の領域において以下のような形でバーチャルオフィスツアーを活用してもらうことが効果的と言えます。

1. 応募率の向上のためのバーチャルオフィスツアーの活用

学生の就活フローを考えると、企業を理解し、その後応募というプロセスを踏みます。企業を理解するというフェーズにおける学生の行動としては、企業説明会への参加、OB訪問、カジュアル面談への参加、採用サイトの閲覧等が該当するでしょう。これらの機会にバーチャルオフィスツアーを使って360度包み隠さず見学してもらうことで、働くイメージがより具体的になり、企業に対する信頼度が向上することで、応募率の向上につながりりそうです。

2. 早期離職のリスク低減のためのバーチャルオフィスツアーの活用

採用する側として、入社後の早期離職の可能性は少しでも抑えておきたいところです。そこで、バーチャルオフィスツアーを活用し、入社前に働く現場を見てもらうことで、候補者が入社前に想像していたイメージと入社後のギャップによる早期退職のリスクを低減することができそうです。
実際にリラックススペースやカフェ等が設置されていることを公開し、働きやすさの提唱の根拠を示すことで、候補者が持つ働くイメージの信頼感も向上するでしょう。

まとめ

今回は学生へのインタビューを題材に、新卒領域におけるバーチャルオフィスツアーの活用方法について考察しました。結果、バーチャルオフィスツアーを活用することで、応募率の向上や離職リスクの低減に効果を発揮する可能性があることがわかりました。

360度の撮影技術を駆使して、簡単に求職者とオフィスをつなぐこの方法は、今後のビジネスの展開や人材獲得競争において重要な役割を果たすでしょう。

さいごに

バーチャルオフィスツアーは下記サイトからお申し込みいただけます。
撮影代行無料キャンペーンも開催していますのでぜひこの機会にお申し込みをお待ちしております!

導入を検討中、Tours 資料請求及びオンラインでのサービス説明ご希望の方はこちらのリンクからお問い合わせください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?