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人生相談みたいなの見てて思うこと

母にこんなことを言われたことがあります。

「篤史は親に相談して来ない。するのは相談じゃなくて報告。結果的に秘密ばかり。
……友達とか彼女には相談してるんだろうけど」

僕は後日、20年来(当時)の親友を母の前に連れて行き
「俺、君にも相談しないよな」と確認。
無事「うん。俺にも全然無いよ」という回答を得ました。

秘密主義じゃ無いんです。全然ない。
相談したい悩みが無いわけじゃないです。
そんな人生、無いですよねきっと。

ではなぜなのか。

答え

「相手にわかるように状況を伝えないと、相談の意味がないよなぁ」と考えて

悩みの内容を整理する内に
答えが出ちゃう
から。

これなんです。
相談の必要が無くなってしまうんですよね。

結果、「悩んでたけど、こうするのとにした」という報告になっちゃう(笑)

母や親友を頼りにしてないとか、そんなことでは全然ないんですよ。

さて。

逆に僕が相談を受ける側だったこともありました。最近はあんまり無いですけど、20代初めの頃とか多かったです。

そのとき思ったのは、「ほとんど、相談に来てる時点で答えは出てる」でした。

僕に話す前に「僕に伝わるにはどう言ったらいいか」を整理してくれてるんですよ。

整理してる間に答えは出ちゃってるんですから、意見は求められていないんですよね。

だから僕に求められる役割は「背中を押すこと」。
たくさん話を聞いた後に、「〇〇にしたいんだよね。僕もそれがいいと思うよ」とよく言っていました。

ネットの記事で芸能人が人生相談受けてるのをたまに見ると、
状況の整理もせずに「ただ悩んでるんだ!」ってなっています。

相談受けた側が、よく「状況がわからない部分があるから、確たることは言えないけど」って前置きしてから答えてますよね。

あれって「相談以前」なんですよね。
まったく意味がない。

本当に差し迫った問題なら状況を細かく伝えてマジの助言を仰ぎたいはずだし、

マジの助言を求めるほどに悩みを整理したなら、とっくに答えは出ているはずなのです。

芸能人に「これこれこういうことで悩んでて、これこれこういう理由でこうしたいんですけど、あなたならどう考えますか」
って人生相談するなら、すごく意味があると思うんですけどね。

本人にとっても、一緒に聞いてる他の人にとっても。

あ、あれです。ミキティーへの人生相談の記事を読んでて思いました。

状況全然わかんねーってイラついたので書いたnoteです(笑)

けっこう繊細な話題だったので、すごくイラつきました。あ、ミキティーさんはとても誠実に答えていましたよ。

同じ気持ちになった人に届くといいな。

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